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誰もがなったことのある口の中のできものといえば口内炎ですが、なったらなったで意外とツライですよね。

1~2週間何もしなくても自然に治っていることがほとんどですが、口内炎と思って放置していたら大変なことになるケースもあります。それは舌癌(ぜつがん)や白板症(はくばんしょう)といった病気で、口内炎と区別がつきにくい病気なので注意が必要です。

また、口内炎は大きく分けると3種類に区別することができます。一般的には1種類だと思われていますが、種類により原因も違うため治療法や予防法も違います。

ここでは、口内炎の原因や治し方はもちろん、なりにくくなる予防法、口内炎と区別のつきにくい癌や白板症についても徹底解説していきます。それでは、早速みていきましょう。

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口内炎は大きく3つの種類!

口内炎というと1種類と思われているかもしれませんが、次の3つの種類に分けることができます。

1.ウイルス性口内炎
2.アフタ性口内炎
3.物理的な口内炎

それぞれの詳細をみていきましょう。

ウイルス性口内炎

ウイルスが感染することにより口内炎になるケースです。感染が原因で、疲労や免疫力が低下することをきっかけに、口内炎になってしまいます。

ヘルペスウイルスなどが代表的で、水疱や赤い発疹が口唇や口の中にできます。子供の場合は、コクサッキーウイルスによる手足口病なども知られていますね。

手足口病とは?
口の中や手足に水疱性の発疹ができるウイルス感染による感染症。子供を中心に、主に夏に流行する。

ウイルス性口内炎の原因

・ウイルス
・疲労
・免疫力低下

ウイルスはヘルペスウイルスやコクサッキーウイルスが代表的です。

アフタ性口内炎

多くの人が経験するタイプの口内炎で、舌や歯肉、頬の内側、口唇の裏側などさまざまな部位にでき、表面は白っぽく、周囲は赤くなり痛みを伴います。原因もさまざまで、数も1つの場合もあれば複数の場合もあります。

アフタ性口内炎の原因

・睡眠不足
・唾液不足
・ストレス
・口腔内の不衛生
・ビタミンや鉄分不足

原因が一番はっきりしないのがアフタ性口内炎なんです。さまざまな要因で口内炎になってしまう一番なりやすい口内炎です。

物理的な口内炎

食事の際に頬の内側を噛んだり、口唇の裏側を噛んでしまう、そのほか熱いものを飲んだときのやけどが原因でできる口内炎です。

粘膜が白くなったり、赤くなり痛みを伴います。舌にできた場合は味覚が低下したり、辛いものなど刺激の強い食べ物をとるとしみたりします。

物理的な口内炎の原因

・やけど
・噛み合わせ
・食事の際に噛む
・入れ歯
・矯正器具

3種類の口内炎ですが、それぞれに原因が違うので予防法や治療法も変わってきます。

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口内炎の治し方!

口内炎は自然に治りますが、薬物療法もありますので紹介しておきます。

抗ウイルス薬

ヘルペスには、抗ヘルペス薬の軟膏(なんこう)が使われ、症状に寄っては内服薬が使用されます。

ビタミン剤

口内炎の原因の1つにビタミン不足があるので、ビタミンB2を服用します。静脈注射や点滴されることもあります。

ステロイド外用薬

アフタ性口内炎や物理的な口内炎にはステロイド外用薬の軟膏が使われます。頬や口唇裏側にはステロイドを含んだパッチを貼ることもあります。うがい薬で殺菌する治療法や、ハチミツを患部に塗るなどの治し方もありますが、あまり効果は期待できません。

また、クエン酸水を飲む方法もありますが、こちらは治し方ではなくどちらかというと予防法、口内炎になりにくくなる体質になるということです。そのほか、もっと身近にできる予防法がありますので紹介しますね。

口内炎の予防法!

口内炎は生活習慣の影響が大きいので、ちょっとしたこと気をつけるだけで予防ができますよ。

喫煙やお酒を控える

喫煙習慣がある方や、お酒が好きな方は口内炎になりやすいです。口の中の粘膜に直接刺激を与えるものなので、炎症を起こす原因になることがあるんです。口内炎だけでなく、口の中、喉や食道などに癌も引き起こすので、禁煙し、お酒は適量がオススメです!

食生活を見直す

口内炎の原因はビタミン不足もあげられるので、特にビタミンB2を多く含むレバーや卵、ビタミンC・Aを含む緑黄色野菜、果物などを積極的に取りましょう。栄養バランスのよい食事は、ほかの病気の予防にもなりますよ。

ストレスをためない!

過度の疲労やストレスは、免疫力を低下させたりビタミン不足になりますので、ストレスをためないように気をつけましょう。

さいごに、口内炎と勘違いしやすい病気について紹介していきます。こちらは早期の治療が必要ですので、しっかりチェックしておきましょう。

口内炎と思っていたら大変な病気に!

口内炎だと思い放置していたら大変な病気だったということもありますので、注意しましょう。

舌癌(ぜつがん)

耳鼻咽喉科など専門医であれば見分けることができますが、一般には口内炎と区別するのは難しいです。

早期の場合は、白く濁って見え、さらに痛みを伴わないため見過ごされやすい病気なんです。進行してから潰瘍ができたり、凹凸(おうとつ)ができ硬くなったりします。

白板症(はくばんしょう)

時間がたつと癌(がん)になることがあるので注意が必要な病気で、舌や口の中にでき、粘膜が白く変化するのが特徴です。小さいものだと口内炎と見分けがつきません。

もともと舌癌は、白板症が起こって潰瘍ができ、硬くなっていくことでなっていく場合もあるので、白板症は注意が必要なんです。

口内炎の多くは治療をしなくても1週間ぐらい放置しておけば、自然に治りますので心配ありませんが、舌癌や白板症は消えることはありません。

早期な発見であれば、舌の機能を失うこと無く治療することが可能なので、なかなか口内炎が治らない場合は、専門医に診てもらいましょう。




口内炎は皆さんなったことがあると思いますが、ほとんどの場合は1~2週間で治り、大きくなることはありません。しかし、1ヶ月も治らない場合や大きくなっている場合は、必ず病院にかかりましょう。

白板症や舌癌は早期発見がポイントです。口内炎といってもあなどれないケースもあるので、注意しましょうね。

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