京都は桜の名所がたくさんありますが、その中でも「おすすめのコース」があります。有名社寺など名所もおさえていますし、お財布にも優しい「桜めぐり」ができるコースです。
他の観光地もめぐりたいけど桜も見たい方、効率よく桜の名所を回りたい方、旅行で来ていてあまり時間の取れない方など、初めて京都を訪れ方にも分かりやすく「桜めぐりのおすすめコース」を紹介します。
京都の桜のみごろは?
京都の桜の開花予想は、例年通りにいくと…
3月27日
毎年3月下旬に開花し、4月上旬に満開を迎えます。
満開日は…
4月2日〜5日
なので、京都で桜めぐりをするのは3月下旬から4月上旬の時期ですね。
3月下旬から4月上旬は春休みも重なることから観光客も押し寄せ、京都の名所は混雑しますが、今回の紹介するコースは比較的少なめですので、桜をゆっくり堪能できますよ。
京都桜めぐりのおすすめコース!
京都の見頃を確認したところで、早速桜めぐりのおすすめコースをみていきましょう。
おすすめのコース
平安神宮
↓ 徒歩15分
金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)
↓ 徒歩10分
哲学の道
↓ 徒歩5分
南禅寺
↓ 徒歩5分
インクライン
JR京都駅から平安神宮へ行く
市バス5・100系統に乗り京都会館美術館前で下車。所要時間は20分程度で運賃220円です。バス停から平安神宮へは徒歩3分。
インクラインからJR京都駅へ
インクラインから最寄りの蹴上駅まで徒歩2分。地下鉄東西線に乗り烏丸御池駅で地下鉄鳥丸線へ乗り換え。所要時間は15分程度で運賃は250円です。
平安神宮からスタートしゴールのインラインまで所要時間はトータルで4時間程度です。途中ランチをはさんでも5時間で有名社寺から散歩道まで楽しめます。もちろん桜も十分味わい尽くせます!
交通費は往復470円、拝観料が1,600円なので2,000円程度で経済的なコースです。
オススメは弁当を持っていくことです。コース周辺はランチ時間になると混雑しますし、やはり桜をみながらランチをする方が、より桜を堪能できますので、お弁当を持参していきましょう。
お弁当を食べるなら平安神宮そばの岡崎公園やインクライン沿いの疏水公園(そすいこうえん)がオススメです!荷物になるのがイヤな方は、周辺にコンビニもありますよ。
有名社寺や散歩道
コースにある社寺をそれぞれみていきましょう。
平安神宮
1895年に平安遷都1100年を記念して創建されました。平安京を世界を感じる300本の桜が出迎えてくれます。
拝観無料(神苑600円)
拝観時間 6:00〜18:00(神苑8:30〜17:00)
金戒光明寺
浄土宗京都4ヶ本山の1つで、幕末の新撰組誕生の地として有名です。広大な境内には、いたるところで桜が咲いておりとくに境内東側の桜並木は壮観ですよ。映画撮影でもよく使われ、ロケ地としても有名です。
拝観無料
拝観時間 9:00〜16:00
哲学の道
日本の道100選にも選ばれた人気の散策路です。疏水(そすい)沿いに北の銀閣橋から南の熊野神社前まで約2km続いています。満開時には桜のトンネルも見られ、疏水を桜の花びらが埋め尽くし風情たっぷりの光景もオススメです。
周辺にはおしゃれなカフェやショップもあり、散策するにはもってこいですよ。
南禅寺
日本三大門の1つである三門や琵琶湖疏水の水道橋も有名です。桜は三門や水道橋周辺を中心に、境内のあちらこちらに咲いています。桜は約50本しか咲いていませんが、見ごたえある華麗な桜がオススメです。
拝観料(方丈庭園500円、三門500円)
拝観時間 8:40〜17:00
インクライン
琵琶湖から水路が開かれたときに、舟の輸送で線路が敷かれました。その舟を運ぶ台車の線路跡地がインクラインです。線路上には桜がせり出し、桜のトンネルができます。ぶらりと立ち寄るにもオススメですし、映画のワンシーンを感じる場所です。
京都は観光地としても有名ですが、桜の見どころも満載ですよ。他の人気スポットや有名な社寺も良いですが、桜をみる目的だけで京都を訪れるのもオススメですよ。