僕は採用がメインの仕事なのでよく応募者と面接をします。
応募者から聞いて驚くのが「未だにこんなヤバい会社があるのか」ということ。ブラック企業は論外ですが、それ以外にもすぐ辞めた方がいい会社はあります。
今回は、僕が面接する中で気づいた、今すぐ辞めるべき会社の特徴をまとめました。
本記事でわかること
- 今すぐやめるべき会社の特徴
これから紹介するヤバい会社の特徴は、実際に面接を通じて応募者から聞いたことなので、あながち間違っていないと思います。何個か当てはまったら、今すぐ辞める準備はしておきましょう。
今すぐやめるべき会社の特徴!即転職の準備をしましょう!
今スグにやめるべき会社の特徴は次の6つ。
- 労働環境がひどすぎる
- 明らかにヤバい上司がのさばっている
- 社員を大切にしない
- 退屈な会社
- 年功序列で正当な評価を受けられない
- 副業が禁止されている
1つでもあてはまる会社であれば、転職を考えてもいいかもしれません。それぞれ詳細をみていきましょう。
労働環境がひどすぎる
今すぐやめるべき会社の特徴の共通点としては労働時間が長いです。長時間労働をしないと仕事が回らないので、ある意味崩壊してる、崩壊がはじまっている会社です。
今は大丈夫でも、近い将来ダメになる可能性は高い。
・休日出勤して対応しなければいけない
・残業代は数十時間分は給与に含まれている
・サービス残業が多い
・会社は社員をこき使う
どんなに優秀な社員であったり、精神的にタフな社員でも、肉体的疲労が貯まると、精神が疲労します。
労働時間が長く、ましてや残業代も払われない会社は、将来性も低く、社員を大切にしていないので、今すぐ辞めるべきです。社員の力ではなく、会社のシステム、仕組みがワルイのは一目瞭然。
上司から「根性がない」「逃げるな」「今の若者は…」と言われても、スルーして辞めるべき。こういったガマンは美徳でも何でもありません。
ひどい労働環境にいると自分の成長もとまり、市場価値の低い人材になってしまいます。
明らかにヤバい上司がのさばっている
ハラスメント系の上司だと部下はキツイですね。あれだけ世間で話題になっていても、パワハラ上司は減りません。
過去の実績で昇進していたり、社長のお気に入りで上のポストになるケースはよくあって、歴史のある会社は特にその傾向が強い気がします。
ハラスメントだけでなく、そもそも仕事していない上司もいます。いわゆるぶら下がり社員。
部下の失敗に責任をとらない、責任を押し付ける、何がダメだったのかフィードバックできない上司もダメです。
それより一番ヤバいのは、そういった上司を会社が放置していること。会社の姿勢そのものが問われます。
ヤバい上司を放置しているような会社はすぐに見限りましょう。
関連記事:転職前に持っておくべき重要な視点!準備が全てです!
社員を大切にしない
若手の離職率が高い会社は辞めた方がいいです。
離職率が高い会社は、労働環境など何かしらの問題をかかえている会社です。また、社員を大切にしていない傾向があります。
人が辞めたら補充すればいいという考えを根本にもっていて、社長を筆頭に幹部クラスが、そもそも人に対して興味がない。
売上や利益といった数字ばかりを追い、社会のために、お客様のためにという理念は二の次。企業理念もお飾りで、そもそも社員にも浸透していない。
社員を大切にしていないというのは、接していれば感じとれますからね。
退屈な会社
忙しすぎる労働環境もヤバいですが、退屈な会社も辞めた方がいいです。
年配社員で毎日会社に来てるだけ、一日中席に座ってPCに触っている、いわゆるぶら下がり社員が多い環境はリスクが高い。
どんなリスクかというと、その環境にいると自分がその環境に慣れてくること。これが一番危険。日に日に自分の市場価値が下がることになります。
退屈な環境は、その時はラクでいいのですが、日に日にモチベーションは上がらなくなり、自信もなくなってきます。市場で通用しない人材にならないためにも、すぐに行動に移しましょう。
関連記事:市場価値の高い人材になる!3つを意識して会社依存から抜け出す!
年功序列で正当な評価を受けられない
令和の時代になっても、年功序列を重んじている会社はたくさんあります。
ITリテラシーの低い生産性のベテラン社員の方が給与が高い、社歴が長いだけで高い給与をもらっているなど、よく聞きます。
会社から給与をもらう以上、プロとして成果を出すのは当たり前です。成果を出さない社員に対して、高い給与を払うのは本来はおかしい。
ただ、おかしいとわかっていても給与を下げることができず、ずるずる年功序列な給与体系になっている。今後、70歳定年を迎える時代にこういった会社はヤバいです。
また、成果に対して正当に評価されない会社は早く辞めましょう。「今の人事制度では仕方がないこと」などの説明を受けた場合は見限るポイントです。
そもそもこういう会社はスピード感に乏しく、前々から課題を放置している可能性が高いです。こういった人事制度の問題はずっと指摘されているはずですから。
副業が禁止されている
45歳以上のリストラも当たり前で雇用も不安定になっている中、副業禁止というのは超ハイリスクです。
これからの時代を考えると、1つの会社に属して、その会社でしか通用しないようなスキルしかもっていないとするとリスクが高すぎます。
専門性や希少性のある仕事であったり、市場価値の高い人材であれば、いくらでも仕事は見つかりますが、ロボットやAIにとって替わられる仕事を続けていると危険です。
なので、僕は会社員と副業でリスクヘッジしています。会社員というメリットを活かして、副業することで、キャッシュポイントを増やしています。
キャッシュポイントが給与のみだと、会社の方針が変わった時や、倒産したときに一気にやばい状況に陥ります。
これから時代、会社が一生面倒をみてくれることはないでしょうから、副業禁止なんて時代遅れ考えをもっている会社は見切りましょう。
まとめ:ヤバい会社は即やめる準備を
これだけ時代の流れが早い中、何もしないでヤバい会社に居続けると、知らないうちに取り残されてしまいます。
- 労働環境がひどすぎる
- 明らかにヤバい上司がのさばっている
- 社員を大切にしない
- 退屈な会社
- 年功序列で正当な評価を受けられない
- 副業が禁止されている
1つでも当てはまるのであれば、数年後に後悔しないためにも、今のうちから転職活動をしたり副業するなり行動を起こしましょう。
今の会社に将来性がないと確信しているなら、無駄な時間を過ごしている場合じゃありません。即効辞める準備をして、次のキャリアに進むことをおすすめします。

ちなみに前職は副業禁止のところで働いていましたが、僕は完全にスルーしていました!
副業しながら転職活動してキャリアアップしてきた経験から、会社員やりながら副業するのが最強かと思っています。ぜひチャレンジしましょう。