僕は転職活動する時は、転職エージェントを活用することをおすすめしています。同時に複数登録することもすすめています。

なぜなら転職エージェントによって求人の多さや業界知識、キャリアアドバイザーのレベルなど、エージェントの得意分野が全く違うからです。

ここでは転職エージェントを複数利用するときの活用手順と、絶対にしてはならない注意点をお伝えします。





本記事でわかること

  • 複数利用するときのエージェント活用手順
  • 転職エージェントを複数利用するときにしてはならない注意点

今回は転職エージェントを複数利用するときの手順を紹介します。あわせて絶対にしてはいけない注意点もあるのでぜひ参考にしてください。

転職エージェント複数利用の手順!絶対にしてはいけない注意点あり!

転職エージェントを複数利用するのをおすすめしている最大の理由は、自分に合うキャリアアドバイザーが担当につくかどうかが、転職の成功の鍵を握っているから。

なので最初は転職エージェント複数に登録して、それぞれのキャリアアドバイザーに会って最終的に2社に絞り転職活動するのがおすすめです。

転職エージェントを絞り込むときは担当につくキャリアアドバイザーとの相性で選んでいくのがポイント。

転職エージェント複数利用の手順

  • 転職エージェント5社に登録しキャリアアドバイザーと面談する
  • キャリアアドバイザーを見極める
  • 転職エージェント2社に絞り転職活動を開始する

まずは転職エージェント5社に登録して、相性の合うキャリアドバイザーを軸に絞っていきましょう。転職エージェントは転職エージェントの使い方!おすすめは5社全部です!を参考にしてください。

転職エージェント5社に登録しキャリアアドバイザーと面談する

転職エージェント5社は大手から特化型まで幅広く選んでいきましょう。エージェントは大手から中小、個人経営までたくさんあるので、まずは実績があり求人数が多いところを中心に選べばOKです。

僕は会社では採用を担当しているので、いろいろな転職エージェントの営業の方と会います。営業の方を話していれば、転職者と真剣に向き合っているとか、会社の良し悪しもある程度もわかります。

僕が転職するときもお世話になったおすすめの転職エージェントは次の通りです。

エージェント特徴
doda(デューダ)業界最大手で豊富な求人数をもっています。僕自身もお世話になりました。
パソナキャリア転職に精通したキャリアアドバイザーが多くいらっしゃいます。
リクルートエージェント転職の支援実績は業界NO.1です。とにかく求人数が多い。
JAC Recruitmentミドルからハイクラス求人に強く満足度が高いエージェント。
ビズリーチハイクラス求人に特化したエージェント。

大手から特化型までバランスよく選びましたので、まずは登録してキャリアドバイザーと面談していきましょう。登録したらキャリアアドバイザーと直接あって面談するのがおすすめ。

キャリアアドバイザーとの相性を確認するためにも直接会って話した方がいいです。地方の方で、移動が難しい方は最低でもメールではなく電話でやり取りしましょう。

複数登録は面倒という方はdoda(デューダ)だけでも良いかと。転職が初めてという方に丁寧に相談にのってくれるのでおすすめです。僕個人もお世話になりました。

キャリアアドバイザーを見極める

面談が終了したら、キャリアアドバイザーの質と相性が合うかどうか見極めましょう。

転職エージェントのビジネスモデルは、紹介した応募者の入社が決まって初めて売上が上がります。入社が決まれば、企業から応募者の年収30%がエージェントに支払われます。

そのためキャリアアドバイザーによっては内定が出やすい会社を進めてきたりするケースもあります。

優秀なキャリアドバイザーの見極め方は以下を参考にしてください。

優秀なキャリアアドバイザー

  • あなたが志望する業界または会社に精通している
  • 企業へあなたを売り込むパイプ、営業スキルがある
  • 求人を紹介するだけでなく、将来のキャリアについても相談にのってくれる

逆に最悪なキャリアドバイザーも存在します。


最悪なキャリアドバイザー

  • 内定が出やすい求人ばかりを紹介してくる
  • こちらの志望を聞かず大量に求人を紹介してくる
  • 対応が遅く連絡がこない
  • 経験が浅く業界や会社に対して知識がない

志望している会社に応募しているにもかかわらず、進捗状況をこちらから聞かないと連絡してこないところは論外です。そのほか新卒をいきなりキャリアドバイザーにしているため業界知識や経験がなかったという時もありました。

最初に話した通り、転職活動の成否を握っているのは「優秀で相性の合うキャリアドバイザーが自分の担当につくかどうか」ですので、慎重にキャリアアドバイザーを見極めましょう。

転職エージェント2社に絞り転職活動を開始する

転職エージェントを絞りこむときは、キャリアアドバイザーとの相性で選べばOKです。

複数のエージェントに登録して、いろいろなキャリアアドバイザーと接していると、次第に自分と相性が合うかわかってきます。応募書類の添削や面接対策、最終的には年収交渉までお願いすることになるので、適切な方を選ぶことがポイントです。

転職活動の1つの目安として3ヶ月以内で転職すると考えた場合、最初の登録から2週間以内に転職エージェントを2社に絞りましょう。5社も登録していると、電話も頻繁にかかってきたり、スケジュール管理が大変になるので、最終的には2社に絞っていくのがおすすめ。

こうすることで、それぞれの転職エージェントとどこまで話を進めたかも把握でき、情報量の多さに惑わされることもなくなります。

さいごに転職エージェントを複数利用するときの注意点をみていきましょう。

転職エージェントを複数利用するときに絶対にしてはいけないこと


転職エージェントを絞って転職活動をはじめたら、絶対にしてはいけない注意点が3つあります。

複数利用するときに絶対にしてはいけないこと

  • 複数のエージェントを利用していることを隠さない
  • コミュニケーションを怠らない
  • 複数のエージェントから同じ求人に応募しない

複数のエージェントを利用していることを隠さない

転職エージェントに複数登録していることは、担当キャリアアドバイザーには伝えましょう。

「この案件おすすめです」と紹介されても、他のエージェントでも紹介されているケースも出てきます。そのときに断る理由も見つからなくなり、つじつまが合わなくなります。

キャリアアドバイザーとの信頼関係が崩れますので、先に複数登録は伝えておくべきです。

キャリアアドバイザーとの信頼関係が転職を成功させるためのポイントでもあるので、そこは大事にしましょう。

また、複数登録していることを伝えるとキャリアアドバイザーの心情に影響すると不安になる方もいますが心配無用です。ほとんどの転職者は複数登録するのが当たり前ですし、そこはキャリアアドバイザーも知っています。

それより信頼関係が崩れることの方がリスクなので、複数登録していることは先に伝えておきましょう。

コミュニケーションを怠らない

複数のエージェントに登録していれば、連絡と報告といったコンタクトを取る機会が増えますが、進捗状況の報告はスピーディーにするようにしましょう。

キャリアアドバイザーはレスポンスの早い人を好みますし、条件の良い求人も優先的に紹介してくれます。

連絡や報告をしなくなったり、レスポンスが遅くなると迷惑をかけることになりますし、信頼関係も崩れてきます。こまめにコンタクトを取り、良好な関係を築きましょう。

また、内定が出たあとは、速やかに別のキャリアアドバイザーにも報告を怠らないようにしましょう。これはマナーとして当たり前ですね。

複数のエージェントから同じ求人に応募しない

複数のエージェントから同じ求人に応募することは絶対にやってはいけません。

これをやってしまうと、キャリアアドバイザーは応募してる会社とかけあったり、他社エージェントとかけあうことになるのでトラブルのもとです。

エージェントに対してだけでなく、応募している会社に対してもワルイ印象を与えることになるので、絶対にやってはいけない注意ポイントです。

同じ求人案件に複数エージェントから応募するのは絶対にやめましょう。もちろん転職エージェントからの応募と転職サイトからの直接応募も同時にすることはできないので注意です。
 

まとめ:転職エージェント複数登録の注意点は読んでおく

転職エージェントに複数登録する際の手順と、絶対にしてはいけない注意点を紹介してきました。


転職エージェント複数利用の手順

  • 転職エージェント5社に登録しキャリアアドバイザーと面談する
  • キャリアアドバイザーを見極める
  • 転職エージェント2社に絞り転職活動を開始する



複数利用するときに絶対にしてはいけないこと

  • 複数のエージェントを利用していることを隠さない
  • コミュニケーションを怠らない
  • 複数のエージェントから同じ求人に応募しない



転職エージェントに複数登録して転職活動することをおすすめしていますが、今回紹介した手順と注意点は読んでおいてください。

おすすめした転職エージェント5社の詳細は転職エージェントの使い方!おすすめは5社全部です!でも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。