夏の風物詩といえばかき氷ですが、最近はかき氷専門店も流行っていて行列ができるほどの人気店も全国にちらほらあります。
一度専門店の味を食べたらわかりますが、自宅でつくるかき氷とは全然違います! 専門店特有のふわっふわっのかき氷は中々再現できないんですよね。
そうはいっても専門店の行列に並ぶのがいやな方、地方で人気店にいけない方もいるはず。そんな方必見。自宅でふわっふわかき氷を完全再現する作り方をお伝えします。
本記事でわかること
- 自宅でふわっふわかき氷を作る7つのポイント
- おすすめのかき氷専門店
専門店のふわっふわかき氷を自宅で再現するための7つのポイントや、おすすめのかき氷機も徹底紹介。専門店に行かずに、ふわっふわかき氷を堪能しましょう。
ふわっふわかき氷の作り方完全版!自宅で専門店を再現!
ふわっふわのかき氷を作るには7つのポイントがあります。このポイントをはずさなければ、自宅でもおいしくできるので試してみてください。
1.製氷皿を使いおいしい水でつくる
2.氷に砂糖を入れる
3.電子レンジを使って表面をぬらす
4.かき氷機は刃の調整できるものを準備する
5.シロップはディスペンサーでかける
6.器は必ず冷やしておく
7.シロップのかけ方に注意する
1.製氷皿を使いおいしい水でつくる
水はいったん沸騰させてから冷ましたものか、ミネラルウォーターを使い製氷皿を使って凍らせます。水道水より不純物のミネラルウォーターを使いましょう。プラス水は軟水を使うのがポイントです。
また、製氷皿を使って氷をつくるのですが、ポイントは製氷皿の下に割り箸2本を敷いて底辺にも均等に冷気があたるように凍らせることです。凍ると体積が増えるため、水の量は製氷皿の8分目までにしましょう。
2.氷に砂糖を入れる
氷をつくるときに水200ccに大さじ3杯の砂糖を入れてみてください。砂糖を入れることで氷のザラザラ感がなくなり、ふわふわの氷ができます。
氷にも味がつくので、シロップをドバドバかけなくても美味しくいただけます。
3.電子レンジを使って表面をぬらす
天然氷は層になっているのでふわっふわになるんです。
どういうことかというと、層が積み重なることで氷は帯状になり、氷の間にすきまができます。これがふわっふわのかき氷の正体です。
その状態を人工的に作るために、電子レンジで冷蔵庫から出した氷を30秒あたためます。そのあと、表面全体が濡れるまで5分ほど放置するんです。(常温のみの場合は15分放置)
これでふわっふわかき氷の準備は完了です。
4.かき氷機は刃の調整できるものを準備する
家庭用のかき氷機は業務用と違い、刃の調整ができないものがほとんどです。専門店との違いは刃が調整できるかどうかです。できるだけ刃を出さないように調節することがポイントですので、刃の調整できるかき氷機がオススメ!
それがドウシシャ(DOSHISHA) のかき氷機です。見た目もレトロですし、置いていても夏を感じますよ。
さらにさらに、衝撃的なかき氷機が同じドウシシャ(DOSHISHA) から発売されました。
砂糖を含んだ氷は普通の氷と違いやわらかくなるんですが、本モデルはやわらかい氷にも対応しています。
また、氷の状態に合わせて刃の高さを調整できるんです。スイッチを押すだけでふわっふわかき氷が作れるので、機械が苦手な方でもカンタンに使えますよ。
5.シロップはディスペンサーでかける
ついつい面倒なので、シロップをかき氷に直接かけることが多いですが、ディスペンサーに入れておき、冷蔵庫で冷やしておくことがポイントです。スピーディーに満遍なくシロップをかけるには必需品ですので、準備しておきましょう。
6.器は必ず冷やしておく
器は十分に冷やしておきましょうね。ついつい忘れがちですが、器は冷凍庫か冷蔵庫で冷やしましょう。せっかく上手くできたかき氷が、器のせいでくずれてしまいますので、器を冷やすのを忘れずに。
7.シロップのかけ方に注意する
シロップのかけ方にもコツがあります。
・器に氷を半分ぐらい削ったら、真ん中をあけましょう
・穴が開いた中心にお好みのシロップを縦に流し入れます
・さらに残り半分の氷を削り高く盛りましょう
・次にかき氷の外側にディスペンサーでシロップを回しかける
・仕上げにふんわりと氷を削り、化粧氷をすれば完成です
以上7つのポイントをおさえるだけで、かき氷は見違えるおいしさになりますよ! ぜひ自宅で作る際には試してみてください。
さいごに、おすすめのかき氷専門店を紹介します。1度専門店で味を確かめてから自宅で作ってもいいですね。
おすすめのかき氷専門3店
夏になると食べたくなるかき氷! 「かき氷なんてどこで食べても同じ」と思っていたら大間違いです。一度専門店のかき氷を口にしたら、ふわっふわの食感と綿あめを思わせるかき氷など、衝撃のおいしさを味わうことができます。
おすすめのかき氷専門店を3つ厳選したので紹介しますね。
松月氷室
全国で5軒しかない天然氷の蔵元がつくるかき氷の名店です。値段も良心的で、優しい味わいのフワッフワッかき氷を堪能できますよ。日光に立ち寄ることがあればぜひ食してみてください。
住所:栃木県日光市今市379
電話番号:0288-21-0162
営業時間:11:00~16:20
定休日:月曜日
最寄駅:JR線「今市駅」徒歩5分、東武線「下今市駅」徒歩7分
参考価格:厳選こだわり果蜜シロップ400円
年末に行ったことがあるのですが、さすがに年末ということもありガラガラでした。店の中に入れてもらいコタツに入りながらかき氷をいただきましたが、冬に食べるかき氷も格別ですね。
天然氷の蔵元でもあるので、最高のかき氷に出会えますよ。詳細なメニューやアクセス方法は日光おすすめ天然かき氷は松月氷室!アクセスと混雑回避方法!を参考にしてくださいね。
次に紹介するのは東京の超人気店です。
ひみつ堂
東京にある行列のたえない人気かき氷店です。天然氷をつかった昔ながらの手動でつくるかき氷は絶品です。混雑時には整理券も配られる人気店ですので並ぶのは覚悟しましょう。
住所:東京都台東区谷中3-11-18
電話番号:03-3824-4132
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜日
最寄駅:千代田線「千駄木駅」徒歩3分
参考価格:ひみつのいちごみるく800円、淡雪みぞれ500円、日替わり600~900円など
さいごに、こちらも天然氷の蔵元である埼玉の人気店を紹介します。
阿左美冷蔵
明治24年創業の阿左美冷蔵では120年以上にわたり天然氷を作り続けています。一度天然氷のかき氷を食べると、普通の水でつくったかき氷は食べられません。
伝統ある天然氷でつくるかき氷は一度口にすると衝撃を受けること間違いなしですよ。毎年全国から秩父にまで、この天然氷を求めてお客さんが訪れるのもうなずけます。
住所:埼玉県秩父郡皆野町金崎27-1
電話番号:0494-62-1119
営業時間:10:00~17:00
定休日:無
最寄駅:秩父鉄道「上長瀞駅」徒歩3分
参考価格:黒落花生ミルク700円、お芋あずき800円、まるごとみかん600円
水道水でつくったかき氷を食べると頭がキーンとなりますが、天然氷を使っている専門店は頭がいたくなりません 。一度、天然氷を食べてみてください。あまりのおいしさに驚きますよ。
まとめ
ひとえに「かき氷」といっても奥が深いんですが、ちょっとした工夫をするだけで、おいしさは倍増します。
7つのポイントをおさえておけば、専門店にも負けないかき氷をつくることができますよ。まずはかき氷の基本をおさえ、ぜひ今年の夏は作ってみてください。いつもと全然違うかき氷に驚きますよ。
1.製氷皿を使いおいしい水でつくる
2.氷に砂糖を入れる
3.電子レンジを使って表面をぬらす
4.かき氷機は刃の調整できるものを準備する
5.シロップはディスペンサーでかける
6.器は必ず冷やしておく
7.シロップのかけ方に注意する
また、今回紹介したお店にもぜひ足を運んでみてください。今まで知らなかった驚きのかき氷に出会えます!