日枝神社の山王祭、神田神社の神田祭とあわせて江戸三大祭のひとつ、深川八幡祭りが開催が今年も開催されます。370年の歴史をもつ大祭で、3年周期で本祭り、御本社祭り、陰祭りが行われます。
2016年は陰祭りで、子どもたちが神輿をかついで町を巡ります。毎年、約30万人が訪れる東京夏の風物詩の祭りで、露店屋台も200店以上並び、これぞ「ザ・祭り」という感じです。別名「水掛け祭り」ともいわれ、清めの水が飛び交いますよ。
ここでは、深川八幡祭りの日程や見所など魅力をたっぷりお伝えします。そのほか交通規制や屋台情報も紹介しますので、真夏の心地よい放水で、江戸の粋を感じましょう。それでは、早速みていきますね。
深川八幡祭り2016の開催日程
深川八幡祭りは富岡八幡宮例祭ともいわれ毎年8月15日を中心に行われます。
2016年の開催日程は…
8月12日(金)~15日(月)
雨天時でも決行され、毎年30万人もの人出で賑わいます。8月15日には祭りのメインイベントである例祭祭典も執り行なわれ、富岡八幡宮周辺は祭り気分一色に染まります!
例祭祭典の日程は…
8月15日 11:00~12:30
深川八幡祭りとは?
日枝神社山王祭と神田神社の神田祭とともに「江戸三大祭」のひとつとされているのが深川八幡祭りです。別名「水掛け祭り」の通り、沿道から神輿の担ぎ手に清めの水を浴びせることで、観衆も一体となって盛り上がる祭なんです。
伝統的なかけ声とともに、江戸の粋を感じることができますよ! 当日は来場者も水掛けに参加できるので、着替えを持参し祭りを盛り上げましょう。
また、前日夕刻過ぎからは、祀られている神様のために太鼓の演奏や舞踏などが奉納され、迫力ある演目も堪能でき、連日多くの声援が送られます。お祭り会場は富岡八幡宮を中心に行われます。
富岡八幡宮へのアクセスは、東京メトロ東西線の門前仲町駅1番出口が徒歩3分で一番便利です。都営大江戸線の門前仲町駅を利用する場合は、6番出口より徒歩6分ですので、どちらでもアクセスは便利ですよ。
富岡八幡宮
住所:東京都江東区富岡1-20-3
電話:03-3642-1315
駐車:30台無料(例祭中は使用不可)
祭りの見所をチェック!
「本祭り」「御本社祭り」「陰祭り」と3年周期で行われている例祭は、2016年は「陰祭り」を開催します。3年周期の中で、最も盛り上がるのが「本祭り」といわれ高い人気を誇ります。
見どころ1 神幸祭
「本祭り」のみ実施される神幸祭は特別な行事で、神様が御鳳輦(ごほうれん)という乗り物にのり氏子各町内を巡ります。
ただし、2016年は「陰祭り」のため実施されませんが、境内の神輿庫に保管されているのを見ることができます。高さ4m39cm、重さ4.5トンという日本一大きな御本社神輿ですので、ぜひ一度は見てくださいね。
見どころ2 子ども神輿連合渡御
またもう1つの見所である子ども神輿連合渡御(みこしれんごうとぎょ)もオススメです。2016年は、子どもたちが神輿を担いで町をめぐります。
「ワッショイ、ワッショイ」と伝統的な掛け声のもと渡御する神輿の担ぎ手に向かい、見物客が水をかけて祭り全体を盛り上げます!頑張る子どもたちに、清めの水をかけてあげましょう。
「陸橋の上から消火栓で散水する」と例えられるような豪快な水掛けで、祭りのメインイベントの1つです。大量の水掛けでが行われるのが神輿連合渡御ですので、カメラの防水と着替えを忘れずに参加しましょうね!
見どころ3 奉納行事
祭りの雰囲気が楽しめる境内の祭事も見逃せません。夕方以降に太鼓や雅楽の演奏や武道演武などの奉納行事が開催されるので、こちらもチェックしておきましょう。
また、深川八幡祭りの魅力として屋台巡りがあります。
深川八幡祭りの屋台を楽しむ!
深川八幡祭りでは、200店舗以上の屋台が出店されるので、祭りと一緒に屋台巡り、グルメも楽しめますよ。
富岡八幡宮の参道、永代通り、深川公園等で屋台が出店されますので、こちらも見逃せません。祭りの楽しみといえば、屋台巡りという方もいるぐらいで、特に子どもたちは喜びます。
夕方にいけば、ほとんどの屋台は営業しているので、気になる屋台は早めにチェックしておきましょうね。
さいごに、交通規制の時間をお伝えしてきます。
深川八幡祭りの交通規制
子ども神輿連合渡御の当日は、富岡八幡宮周辺で交通規制が実施されるので注意してください。
交通規制は…
8月14日(日)
時間は…
8:30〜12:00
門前仲町交差点から木場五丁目交差点までの永代通りを通行止めとなります。交通規制となる時間帯は混雑、渋滞が続きますので車でのアクセスは十分注意しましょうね。
富岡八幡宮を中心に3日間に渡り開催される深川八幡祭り。祭り期間中は多くの来場者を迎えるため、露店も軒を連ねるので神輿や演奏の合間には腹ごしらえして、祭りを楽しみましょうね!
担ぎ手とともに、来場者も参加できる祭りですので、にぎやかに参加し祭りを盛り上げていきましょう!