日本三大祭でもある天神祭の楽しみといえば奉納花火ですね。毎年、多くの人でにぎわう大阪のビッグイベントですが、ちょっとした穴場スポットやビューポイントをおさえておけば、より一層楽しめますよ。
1000年以上の歴史ある天神祭は、真夏のなにわを盛り上げる祭典ですので、期間中は130万人もの人出でにぎわいます。どこにいっても大混雑で、当然花火を見るにしても、人、人、人の山です。
ここでは少しでも混雑を避けて花火を楽しむビューポイントやおすすめの穴場スポット、そのほか有料席情報を徹底紹介します。あわせて日程や打ち上げ時間もお伝えしていくので要チェックですよ。それでは早速見ていきましょう!
天神祭奉納花火2018の日程は?
奉納花火は、日本最大祭りのひとつ天神祭のフィナーレとしてお祭りの最終日に打ち上げられます。毎年7月25日、ほかの花火大会よりも一足先に行われるため、「天神さんの花火で夏が始まる」とも言われています。
2018年の日程は…
7月25日(水)
2018年も平日の開催となっていますが、それでも100万人以上の人出が見込まれます。
打ち上げ時間は…
19:30〜20:50
注意点は、雨が降ったら延期することなく中止になりますので、天気予報はしっかりチェックしてから出かけましょうね。
日程を確認したので、早速、花火を鑑賞するための穴場スポットをお伝えしていきますね。混雑を避け、ゆったりした気分で花火が見えるスポットを厳選しましたので、見てきましょう!
穴場スポット3選!
人気のスポットと違い、花火の打ち上げ場所からは少し離れてしまうのですが、十分に花火を楽しむことができるスポットです。混雑を避けたいカップルやお子様連れの方には穴場スポットはオススメですので、ぜひ検討してみてください。
都島橋〜飛翔橋の河川敷
最寄駅:地下鉄都島駅より徒歩6分
JR桜ノ宮駅を降りたら、花火打ち上げ会場と反対の方向に向かいます。会場からは離れていくため花火は遠くなってしまいますが、混雑は避けられます。
また、花火当日のJR桜ノ宮駅は大混雑ですので、アクセスは地下鉄谷町線の都島駅を利用するのがベストです。徒歩6分で河川敷に着きますので便利ですよ。
藤田美術館前の公園
最寄駅:大阪城北詰駅より徒歩3分
藤田美術館前の公園からは、2箇所の打ち上げ花火を楽しめます! 打ち上げ会場から近いこともあり混むには混むのですが桜ノ宮ほどではありません。花火もよく見れるのでオススメですよ。
大阪城北詰駅から徒歩1分でアクセスも最高ですし、特に神戸方面に帰宅される方は便利です。
阪急32番街空庭Dining
最寄駅:JR大阪駅・阪急梅田駅より徒歩5分 地下鉄梅田駅より徒歩3分
レストランで食事しながら花火が楽しめるスポットです。海抜100mから花火を見るのは、また格別です。ただし、花火が見れない席もあるので、事前にお店には確認しておきましょうね。会場から離れているため、祭り気分を味わうことはできませんが、花火はしっかり見れるビューポイントなのでオススメですよ!
また、打ち上げ会場周辺は交通規制されるため車でのアクセスはオススメできませんが、阪急32番街であればマイカーでも大丈夫です。ゆったり食事と花火を楽しむならハズさないスポットですよ!
次に、穴場だけでなく定番スポットも確認しておきましょう。
定番ビューポイントもチェック!
間近で花火の迫力を体感したい方は、穴場ではなくやはり定番のビューポイントとなります! 混雑は避けられませんが、出店も多く出ていますし、花火以外の楽しみはいっぱいです。
大川をはさんだ東側の桜宮公園と西側のOAP円形広場周辺が定番のビューポイントになります。広範囲にわたって花火を楽しめますが、東と西で最寄り駅も違ってくるので、チェックしてから出かけましょうね。
桜宮公園中央広場
2箇所の打ち上げ場所のど真ん中にあるスポットのため、花火を見るには最高の場所です。そのため最も混雑する場所でもあるんですが、広場を囲むように屋台が立ち並んでいるので、お祭り気分を味わえますよ。
障害物もなく間近で花火を見ることができるので、轟音と迫力を体感することができますよ。
ただし、臨場感たっぷりに楽しめるとあって、早い時間から場所取りで埋まっています。早めの行動がポイントです!
OAPの円形広場
階段が広場を円形状に取り囲んでいる大人気スポットです。階段に座って花火をみることができ、さらに打ち上げ場所からも近いため至近距離で花火を体感できます。
人気スポットなので、場所取りは早いほうがいいですよ。16時を過ぎると、ベストポジションはすでに埋まっています。午前中からスタンバイする人もいるので、早めに行動しましょう。
天神祭奉納花火大会の見どころは?
奉納花火は天神祭のハイライトで、大阪天満宮のオリジナル紅梅花火や、仕掛け花火、スターマインなどで大阪の夜空を彩ります。轟音が鳴り響き、頭上で色とりどりの花火が打ち上がる様は、見るものを感動させます。昨年の花火大会動画をみつけましたのでご覧ください。
大阪天満宮の象徴である紅梅や仕掛け花火は見応えは十分ですよ。
大会プログラム
19:30
天神祭のオリジナル花火で幕を開けます。大阪天満宮の象徴でもある紅梅をかたどったオリジナルの花火がオープニングを飾ります。
20:00
中盤はスターマインを中心に派手な花火が続々と打ち上がります。大川の水面をよりいっそう美しくしますよ。
20:30
フィナーレを飾るのは、2カ所同時に打ち上げられる迫力満点のスターマインです。
打ち上げ場所は?
打ち上げ場所は、大川をはさんだJR桜ノ宮駅近くの河川敷と大阪造幣局近くの河川敷の2箇所から打ち上がります。約4000発の花火が大川上空を彩ります。
打ち上げ会場へのアクセスは、最寄り駅が数多くあるため最高に便利です。奉納花火の開催日はどこの駅も混雑は想像以上ですので、覚悟して出かけましょうね。
天神祭奉納花火大会の有料席
ゆったり花火を楽しみたいのなら迷わず有料席がいいでしょう。場所取りも必要ないですし、ゆったり花火を観賞できるのは最高ですよ。
特別観覧席
大阪ふれあいの水辺に特別観覧席は用意されています。花火は目の前で打ち上がり、その迫力は見るものを圧倒しますよ。席は自由に場所を確保できる砂浜席と、椅子に座って観賞できるテーブル指定席の2種類が用意されています。
料金
砂浜自由席 4,000円(レジャーシート付)
テーブル指定席 5,500円
※全ての席にワンドリンクが付いています。
予約方法
天神祭奉納花火特別観覧席事務局にて販売。詳細は電話(06−6809−1588)で事務局へ確認してください。
天神祭の奉納花火は、花火といっしょに船渡御(ふなとぎょ)も見られますし、川沿いには屋台が立ち並ぶのでお祭り気分を存分に楽しむことができますよ。花火終了後も太鼓や大阪締めで盛り上がっています。
天神橋筋商店街や大阪天満宮周辺、南天満公園、桜之宮公園には多くの屋台がでますので、グルメと花火を楽しみましょう。
花火をより楽しむなら、今回紹介した穴場スポットはオススメです! 穴場スポットといえど、打ち上げの2〜3時間前までには会場に着いておき、場所は確保しておきましょうね。
また、帰りの最寄り駅は激混みなので、一駅向こうの駅まで歩いてみるとスムーズに乗車することができますよ。