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学問の神様である菅原道真を祀る太宰府天満宮は、受験を控えている方にとってお参りしておきたい場所の1つです。菅原道真を祀る天満宮は全国各地にありますが、その総本山としてあるのが福岡県太宰府にある太宰府天満宮です。

ここでは、太宰府天満宮でお参りしたいか方のために、博多からの便利なアクセス方法について完全ガイドします。博多から行くのに便利なのは車なのか? それともバス? 電車? おすすめのルートを詳しくお伝えします。

所要時間や料金はもちろん、穴場の駐車場や混雑を避ける時間帯もあわせて紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。それでは早速見ていきましょう。

太宰府天満宮とは?

太宰府天満宮は、菅原道真の墓所の上に造営され、道真公の御神霊(おみたま)を祀る神社です。

菅原道真は、幼少期から学問の才能をいかんなく発揮するなど、とにかく頭が良く、何をやっても一流になるいわば天才です。学者や政治家としての顔をもち、政治の舞台では大出世します。

菅原道真の死後、天満大自在天神という神様としての御位が贈られて、天神様と崇(あがめ)められるようになります。全国に天神様を祀る神社は12,000あるといわれ、その総本宮が太宰府天満宮なんです。

学問・至誠(しせい)・厄除けの神様として全国から毎年700万人もの参拝客がやってきます。特に受験生や就活生の聖地となっており、初詣には200万人もの参拝客がくるスポットなんですよ。

おすすめのアクセス方法は?

太宰府天満宮へのアクセスはマイカー(レンタカー・タクシー)、電車、バスのどれかを利用しますが、博多からアクセスする場合のそれぞれの所要時間と料金を比較すると…

・マイカー 30分(高速利用)1,090円
・電車 30分(乗換除く)600円
・バス 40分 600円

では、それぞれのアクセス方法の詳細をチェックしていきましょう!

マイカーで行く!

マイカーでアクセスする場合は、博多駅から福岡都市高速に入り太宰府ICで降りるのが一般的ですが、高速道路は使わない方がおすすめです。

博多から太宰府まで、高速道路の真下を通っている一般道(国道3号線)を使っても時間はさほど変わりません。高速利用で所要時間は30分、一般道のみであれば40分かからないぐらいです。

もちろん高速道路を使えば信号もないですし時間は短縮されますが、地元の方も太宰府までであれば高速を使うことはほとんどないです。

博多から国道3号線に入り、太宰府までは道なりで行けますので迷うこともないでしょう。高速道路の真下を通る国道3号線は広く、走りやすい道ですのでマイカーで行かれる方は一般道経由のアクセスがおすすめです。

あわせてマイカーを利用される方へ駐車場の裏ワザもあるので、紹介しておきますね。

駐車場の裏ワザ!

マイカーで行く方は太宰府天満宮近くの太宰府駐車センターを利用する方が多いですが、GWや初詣、土日など混雑する日もあります。そういった混雑日におすすめな穴場の駐車場があります。

太宰府駐車センターは通り過ぎて、太宰府駅の交差点を左折します。道なりに進むと、コインパーキングの他に一般の民家が駐車場を開放しています。1日500円程度で駐車でき、比較的空いているのでおすすめですよ。

また、西門近くの太宰府パーキング(最初の1時間400円)もおすすめです。48台しか停められないのですが、空いていれば迷わず停めましょう! 社殿も徒歩スグですのでラクですよ。

太宰府天満宮は、西門から入れば社殿も近いので、ご高齢の方をお連れの方や、お子様をお連れの方には特におすすめですよ。

電車でのアクセス

博多(地下鉄空港線)
↓ 6分
天神
↓ 徒歩3分
西鉄福岡
↓ 14分
西鉄二日市
↓ 7分
太宰府

電車でアクセスする場合は、博多駅から地下鉄空港線で天神駅まで行き、一旦外に出て西鉄福岡駅に徒歩でむかいます。乗換は5分程度見ておけば大丈夫です。

西鉄福岡駅から大牟田行きの電車に乗り西鉄二日市駅まで行き、西鉄太宰府線に乗換えます。太宰府線に乗れば、あとは終着駅の太宰府駅まで乗換はありません。

電車で行くには乗換が2回あるので少々不便ですが、乗車時間だけであれば30分程度です。太宰府駅から太宰府天満宮までの参道はお土産屋やショップが並んでいるので、歩いていても楽しいですよ。

バスで行く!

博多駅からのアクセスで便利なのが新設された直行バスです。太宰府天満宮まで乗換なしの直行でアクセスできます。

博多駅の博多口から徒歩1分の福岡バスターミナルから、西鉄バス太宰府駅行きに乗ればOKです。所要時間40分、料金600円で、乗っていれば着くので、乗換ありの電車でアクセスするより断然おすすめです。

電車かバスで迷っている場合は、バスを選びましょう。

混雑を避けるには?

受験生におすすめの太宰府天満宮ですが、人気スポットだけに全国から参拝者が訪れ、やはり混雑は覚悟しなければなりません。

年間700万人もの参拝客が訪れますですが、ちょっとしたコツを知っていれば混雑を避け、ゆったり参拝ができます。どの曜日のどの時間帯が混むのかをチェックしていきましょう。

◆混雑具合

時間帯金曜日土曜日日曜日
9:00★★★★★★☆☆☆☆★☆☆☆☆
10:00★★★☆☆★★★☆☆★★★★☆
11:00★★★★☆★★★★☆★★★★★
12:00★★★★☆★★★★★★★★★★
13:00★★★☆☆★★★★☆★★★★☆
14:00★★★☆☆★★★★☆★★★★☆
15:00★★☆☆☆★★★☆☆★★★☆☆
16:00★☆☆☆☆★★☆☆☆★★☆☆☆

注目は、平日の金曜日で一番混む時間帯が9:00ということです。意外にも朝参拝される方が多いんですね。土日はやっぱり12:00前後となります。

混む時間帯を知っておけば、ゆっくり参拝できますので、チェックしてから出かけましょうね。

また、開門は6:00(時期により6:30)ですので、朝イチに参拝するのもおすすめです。朝日に包まれた静寂の中、心を落ち着かせ参拝すればより願いが叶うかも!? ですよ。




学問の神様を祀る太宰府天満宮。受験や就職試験は控えている方はぜひ訪れたい場所ですね。

全国各地から観光客が訪れる人気スポットですが、今回紹介した混雑する曜日や時間をチェックしておけば、混雑を避けゆったりした気分で参拝することができますよ。

スムーズにアクセスし、ゆったりした気分で参拝すれば、より良いことが起きるかもしれませんね! ぜひ参考にしてください。