高尾山は東京都八王子市にある標高599mの山です。ミシュランガイドに三つ星で紹介されたことから、外国人観光客も増えた人気の山です。
初めて高尾山に登る人は、どれくらい時間がかかるのか、登山コースもどれを選べばいいのか、わからないでしょう。そんな疑問に答えます。
本記事でわかること
- 初心者におすすめの登山コース
- 高尾山をおすすめする理由
- おすすめの服装と持ち物
高尾山は東京都心から1時間程度というアクセスの良さからも、「明日、高尾山行こっか?」ぐらいの気持ちで大丈夫な山です。富士山みたいに気負う必要はありません!
今回は、高尾山の魅力はもちろん、女性や子供、初心者も安心して登山できるおすすめコースを紹介します。あわせて登山にピッタリの時期や持ち物リストもお伝えしますので、早速見ていきましょう!
初心者おすすめコースは1号路もしくは6号路
出典:http://www.takaotozan.co.jp/
登山道もいくつかコースがありますが、初心者におすすめなのは…
1号路
また、女性や子供にとっては何よりトイレが心配でしょうが、1号路にはトイレが8カ所設置してありますので安心です。
舗装された道を登っていくので、たまに車の往来もありますが、登りやすいです。全長3.8kmに茶屋も3カ所あるので休憩もできますよ。
ただ、登山を味わうには物足りないのと、舗装されているため、太陽の照り返しで暑いのが難点!
そこで、もう1つのおすすめは…
6号路びわ滝コース
緑が豊富で、沢沿いを歩くので自然を堪能できます! トイレは1カ所のみで、茶屋はありませんが、全長3.3kmしかないので、トイレは大丈夫というのであれば、6号コースがいいですよ。
1号、6号コースともに登山は1時間30分ぐらい、遅くても2時間みておけばOKですので、ハイキング気分で登山を楽しむことができます!
どちらのコースも初心者、女性、子ども連れでも安心して登山を楽しむことができますよ。
高尾山をおすすめする理由
高尾山の魅力は何といってもアクセスの良さです。
車でのアクセス
車で行く場合は、圏央道高尾山ICから5分程度で行けます。新宿から高速にのって、1時間ぐらいで着いちゃいます。
電車でのアクセス
電車で行く場合は、新宿から京王線で高尾山口駅まで行けば、そのまま登山口です。新宿から47分しかかからないので、急遽行きたくなっても日帰りで行ける山です。
そして最大の魅力は、安心して登れるということです。リフトとケーブルカーがあるので、体力が不安な初心者でも安心して登ることができます。
登頂後に体調不良になったり、体力がなくなってもリフトやケーブルカーが利用できますので、初心者や女性、子供にとっても安心して登山できますね。
片道470円 往復900円
この安心感は、高尾山の大きな魅力です! 近くて便利、そしてこの安心感が、高尾山人気の理由です。
また、京王線高尾山口駅となりに日帰り温泉も魅力です。登山の後にひとっ風呂あびて、汗を流し、ゆったり湯につかれば疲れは吹き飛び爽快ですよ。
入館料 1,000円
営業時間 8:00〜23:00
※シャンプーあり、タオル持参(別途有料)
高尾山登山の服装と持ち物
服装は「都内の公園歩き」レベルで大丈夫です。本格的な登山装備の方は、ほとんど見かけません。普段着でも楽しめるところが高尾山の魅力でもあるのです!
歩きやすい格好、普段の服装にプラスアルファぐらいの感覚で十分かと思います。さすがにハイヒールやサンダルでは疲れますが、スニーカーぐらいの履物で十分ですよ。
本格的な登山には不向きですが、おすすめの靴はKeenです。本当に歩きやすく、普段でも履けて、しかもお洒落です。
あえて持ち物で気をつけるとすれば、雨対策ですね。雨よけのカッパや、ウインドブレイカーを持っていれば、さらに安心ですね。バッグは、両手がフリーになるリュックサックやショルダーバッグで十分ですよ。
高尾山登山のおすすめの時期
高尾山は一年中楽しめる山です。春は花、夏は緑、秋は紅葉、冬は澄んだ景色が楽しめ、いつ行っても、それぞれの魅力があります。
あえて外すとすれば冬です。標高が低い山といっても、遭難することも注意しないといけません。冬は日が暮れるのも早いですし、雪が降ることもあるので、初心者の方は冬の時期は避けましょう!
個人的におすすめなのは、初夏の5〜6月です。新緑がキレイで空気が澄んでいますので、歩いているだけで爽快感を味わえますよ!
まとめ
高尾山登山の魅力は、都心から近くて便利自然を堪能でき、登山後の達成感も味わえ、本格的な登山を経験していない初心者や女性、子供でも安心して登れることです。
いろんなコースもありますので、リピーターも多いですし、季節が変わればまた違う魅力がありますので、何度も訪れたくなりますよ! ただし、人気の山で週末の山頂付近は混雑しますので、静かに登山を楽しむには、朝早くから登りはじめ、午前中のうちに下山するぐらいのスケジュールを組みましょう!
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