ANAマイルを貯めるのに「どのクレジットカードがおすすめなの?」という疑問をお持ちの方、もう迷う必要はありません。

ANAマイル移行率最強の「ANA To Me CARD PASMO JCBカード」(通称ソラチカ)を1枚持っていれば、年間20万マイル以上を貯めることだって可能です。

ここでは、ソラチカカードがなぜ最強なのかを徹底解説していきます。また、申し込む際の注意点、そのほか良い点や弱点も含めてソラチカカードを大特集。ANAマイルを貯めたい方は必見ですので、ぜひご覧ください。

なぜソラチカが最強なのか?

クレジットカードで大量マイルを貯めるには、相当な額のショッピングしなければいけないので、ANAマイルを大量に貯めるにはポイントサイトがかかせません。

そのポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに移行するときに、絶対に必要なのがソラチカカードなんです。

なぜ必要なのかというと、ソラチカカードを持つとANAマイルへの移行率は0.9倍と高レートになるからです。通常のレートであれば0.5倍といったところです。

・ソラチカルート⇒0.9倍
・通常ルート⇒0.5倍

ANAマイル2

例えば、ポイントサイトで貯めたポイントが1万ポイントだとすると、ソラチカルートを使えば9,000マイルで移行できますが、通常ルートであれば5,000マイルにしかなりません。

この圧倒的な移行率を誇るのは、現在のところソラチカカードしかありません。なので、ANAマイルを大量に貯めるには、最優先でつくらなければいけないカードがソラチカカードなんです。

ソラチカの基本情報

sorachika

ソラチカカードの基本情報をみていきましょう。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の基本情報
年会費  2,000円 *初年度年会費無料
ボーナスマイル  入会時、継続時1,000マイル
搭乗ボーナスマイル  運賃倍率☓10%
決済時のマイル還元率  0.5%
マイル移行手数料  無料
旅行傷害保険  海外最高1,000万円

年会費は初年度は無料になります。入会時と継続時にそれぞれ1,000マイルがもらえます。

ポイントはOki Dokiポイントが1,000円ごとに1ポイント(5マイル)付与されるので、クレジットカード利用時のマイル還元率は0.5%ということになります。

ただし、クレジットカード利用で貯めるポイントはたかが知れているので、あまりポイントの還元率は気にしなくもいいです。実際にはポイントサイトのハピタスを利用して貯めていくので、そこは割りきってしまいましょう。
ハピタスへ登録する

では、次にソラチカカードに申し込むときの注意点をみていきましょう。

申し込み時の注意点

ソラチカカードに申し込むときに、よく迷われるのがポイントコースです。一体どのポイントコースがいいのか、よくわからないと思います。

結論からいうと…
マルチポイントコース(5マイル)

スクリーンショット 2016-03-19 15.23.32

まず、下段2つの10マイルコースは省きます。10マイルコースは、マイルに移行するにあたり別途5,000円の手数料がかかるコースなので、おすすめできません。5マイルコースであれば移行手数料は無料です。

もともとクレジットカードでマイルを貯めるのではなく、ポイントサイトを利用して大量マイルを貯めていくので、はっきりいってクレジットカードのポイントは考えなくていいです。

年間50万円分をショッピングしたとしても、10マイルコースであれば5000マイルです。5マイルコースであれば2500マイル。2500マイルのために5,000円を支払うのは正直もったいないのです。

メインカードをソラチカカードにして年間100万円以上を決済するならば、10マイルコースでもいいですが、年100万円以上決済するならばANA VISAワイドゴールドカードの方が還元率から考えてもおすすめです。

次に「マルチポイントコース」か「マイル自動移行コース」かというところですが、ここはマルチポイントコースです。

マイル自動移行コースを選択すると、ポイントが自動的にマイルへ移行されていきますが、当然自分のタイミングで移行できなくなります。そうなるとマイル有効期限が延長できなくなるため、マイル消滅のリスクをかかえることになります。

どういうことかというと、OkiDokiポイントの有効期限は獲得から24ヶ月後です。ANAマイルの有効期限は3年です。なので、OkiDokiポイントを有効期限ギリギリまでもって、それからANAマイルに移行すると最大で5年近くマイルの有効期限を延ばせます。

有効期限切れのリスクを回避するためにも、マルチポイントコースにしましょう。

なので、登録するときは…
マルチポイントコース(5マイル)

ソラチカカード申し込みはこちら

ソラチカの弱点は?

ソラチカカードの弱点は3つあります。

1.毎月のマイル移行上限は20,000メトロポイント(18,000マイル)
2.ANAマイルへの移行スピードが異様に遅い
3.クレジットカード決済のマイル還元率が低い

毎月のマイル移行上限は20,000メトロポイント(18,000マイル)

月にマイルへ移行できるメトロポイントは20,000ポイントと決まっています。そのため、ソラチカルートでマイルを貯める上限は月に18,000マイル(0.9倍)までとなります。

ANAマイル3

どう頑張ってもソラチカルートで年間貯められるANAマイルは…
216,000マイル

還元率が0.9倍なので、それでも十分といえば十分です。あとは高い還元率が改悪されないことを祈るばかりです。

ANAマイルへの移行スピードが異様に遅い

黄金ルートである「ハピタス⇒PEX⇒メトロ⇒ANAマイル」を使うと、最大で約4ヶ月かかります。

・「ハピタス⇒PEX」は申請から3営業日で交換完了
・「PEX⇒メトロ」は毎月15日締めで、翌月11日頃交換完了
・「メトロ⇒ANAマイル」は毎月15日締めで、翌月6〜8日頃交換完了

ハピタスからPEXは申請から3営業日ですが、「PEX⇒メトロ」「メトロ⇒ANAマイル」はどちらも毎月15日締めということで、マイル移行に最大で4ヶ月近くもかかってしまうんです。

なので、毎月移行スケジュールは決めておけば、最短2ヶ月ぐらいで交換できるようになります。

・「ハピタス⇒PEX」は毎月1日に交換
・「PEX⇒メトロ」は毎月10日に交換
・「メトロ⇒ANAマイル」は毎月12日に交換

毎月同じスケジュールで組んでおくと、最短でマイルへの移行が完了しますよ。

クレジットカード決済のマイル還元率が低い

個人的にはクレジットカードのポイントは気にしなくてもいいと思っていますが、それでもマイル還元率の高いカードを持ちたいという方もいます。

そういう意味では、ソラチカカードは普段使いのカードには不向きです。0.5%という低いマイル還元率ですし、1%に上げるにしても別途5,000円の移行手数料がかかります。

なので普段使いのカードでおすすめなのが、マイル還元率最強のANA VISAワイドゴールドカードです。

ソラチカ以外にもう1枚持つべきカードは?

ソラチカカードはあくまで、ポイントサイトで貯まったポイントをANAマイルへ移行するための、すなわち経由のみで利用すればOKです。普段使いには不向きです。

そうはいっても、クレジットカードのポイントだって捨てがたい。どうしてもクレジットカード決済分もマイルを貯めたい方におすすめなのは、還元率最強のANA VISAワイドゴールドカードです。

マイル還元率を1.7%にまで引き上げることができるカードですので、もう1枚持つANAカードとしてはおすすめです。詳細は下記の記事を参考にしてください。
[blog url=”https://sourinn.com/5250.html″]





ANAマイルを貯めるには、ソラチカカードは必須です。何よりも優先してカード発行しておきましょう。

ソラチカカードを発行するときは、マルチポイントコース(5マイル)を選び、最大の弱点である移行スピードについても、毎月スケジュールを組んで効率よくANAマイルを貯めていきましょうね。

ソラチカカードを持つことで、年間20万マイル以上を効率的に貯めることができるので、早速申し込んでおきましょう!