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ANAマイルを貯めている方は多いと思いますが、貯めたマイルは何に交換していますか?

国内線、国際線の航空券や座席のアップグレード、楽天スーパーポイントやTポイントなどの提携ポイントへの交換、そのほか商品、ホテル、レストラン等々。ほかにも交換先はバラエティ豊かです。

ここでは、「ANAマイルを貯めたら、何に交換すれば一番お得なのか」「1マイルの価値、お金に換算するといくらなのか」を徹底紹介していきます。マイルの使い道を考えるのに、ぜひ参考にしてください。それでは、早速みていきましょう。

ANAマイルの交換先は?

ANAマイルの交換先は数多くあります。そのうち代表的なものを紹介していきます。

ANAマイル交換先
・国内線航空券
・国際線航空券
・国際線の席アップグレード
・提携航空会社の航空券
・ANA SKYコイン
・ANA利用券
・ANAマイレージの割引クーポン
・ANAショッピング
・レストラン
・ホテル
・提携ポイントへの交換

ざっと上げただけでも、これだけだあります。その中でも最も交換されるのはやっぱり航空券ですね。1マイルの価値がググッと高くなるのでお得感もありますし、飛行機に乗るためにマイルを貯めている方も多いです。

交換先によって1マイルの価値は全然変わります。実際に航空券に交換したときの1マイルの価値、いったいいくらになるのかを計算していきましょう。

1マイルの価値を計算してみましょう

ほかのANAマイルを貯めるサイトでは、1マイル=1円〜1.5円さらに2円というのも見かけます。このどれも間違いではないですが正しくはないです。それは交換先によって1マイルの価値は全然違うからです。

マイル交換先で代表的な航空券を見ていきましょう。

国内線航空券

シーズンと区間によって必要なマイル数が違います。ここではレギュラーシーズンで計算してみます。まずは東京⇔沖縄(往復)は何マイルで交換できるかみていきましょう。

レギュラーシーズンに必要なマイル数は18,000マイルです。レギュラーシーズンの東京⇔沖縄の往復運賃の航空券を購入すると、82,980円(往復)。

82,980÷18,000=4.61円

1マイルは4.61円の価値となります。

ちなみに旅割45で一番安い時間帯の航空券であれば28,580円(往復)。同じ計算で算出すると、1マイルの価値は1.59円となります。

国際線航空券

国際線もシーズンと区間、さらに座席クラスにより必要マイル数が違います。ここでは、レギュラーシーズンの東京⇔ロンドン(往復)で計算してみましょう。

エコノミークラス 55,000マイル
ビジネスクラス 90,000マイル
ファーストクラス 165,000マイル

座席クラスにより必要なマイル数は全然違うんですよね。では東京⇔ロンドンの往復航空券代はいくらでしょうか。

エコノミークラス 161,420円
ビジネスクラス 557,030円
ファーストクラス 2,664,030円

航空券代をマイル数で割って、1マイルの価値を計算してみます。

エコノミークラス 1マイル=2.93円
ビジネスクラス 1マイル=6.19円
ファーストクラス 1マイル=16.15円

計算してみると、ファーストクラスの1マイルの価値は16.15円ということで、最も高くなりました。あらためてファーストクラスの値段の高さに驚きましたが、エコノミークラスとファーストクラスでは随分の差になるんですね。

マイルの価値は高いにこしたことはありません。そうなると、ファーストクラスに乗るのが最もマイル価値を上げることになります。もちろん、区間やシーズン、座席クラスによってマイルの価値は大きく違ってきますので、しっかり計算してマイルの価値を上げていきましょう。

何に交換するのがお得?

そのほかの交換先として、提携ポイント先へ交換するのも人気です。コンビニやお店で使える楽天スーパーポイントやTポイントにも交換できます。提携ポイント先でのマイル価値はほとんどが1マイル=1円となります。

提携ポイント先
・スターバックスカード 10,000マイル⇒10,000円分入金
・iTunesギフトカード 10,000マイル⇒10,000円分のギフトコード
・楽天Edy 10,000マイル⇒10,000円分のEdy
・ANA VISA Suica 10,000マイル⇒10,000円分のSuica
・楽天スーパーポイント 10,000マイル⇒10,000ポイント
・Tポイント 10,000マイル⇒10,000ポイント

提携ポイントへの交換は、ほとんどが1マイル=1円の価値ですね。なので、マイルの価値を上げるには、1マイルが1.5円以上になる航空券を狙っていくのがおすすめです。

航空券以外であれば、ANAスカイコインへの交換もおすすめです。ゴールドカード保持者で50,000マイル以上をANAスカイコインへ交換すると、レートは1.6倍に跳ね上がります。1マイル=1.6円ですね。

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ANAスカイコインは航空券はもちろん、国内ツアーや海外ツアーにも使えます。特典航空券が予約できないときや、ツアーを考えている方は、ANAスカイコインへの交換がおすすめですよ。

現金にも交換できるの?

ANAマイルを直接現金化することはできませんが、Tポイントを経由することで現金化が可能となります。方法としては次の通りです。

ANAマイル⇒Tポイント⇒ジャパンネット銀行

Tポイントを現金化できる唯一の銀行は「ジャパンネット銀行」だけです。なので、現金化したい場合はTポイント経由でジャパンネット銀行に移行すればOKです。

ただし、交換レートが低いのがデメリットです。Tポイントからジャパンネット銀行の交換レートは0.85倍となります。なので、Tポイント(1000Pt)を移行すると850円になります。

現金化した場合の1マイルの価値は0.85円となります。

ここまで低レートで交換するのは正直もったいないです。個人的にはマイルを現金化するのはおすすめできませんが、どうしても現金化したい場合はTポイントとジャパンネット銀行を利用しましょう。




1マイルの価値をまとめると…
・国内線航空券 1.5円以上
・国際線航空券エコノミー 2.93円
・国際線航空券ビジネス 6.19円
・国際線航空券ファーストクラス 16.15円
・提携ポイント 1円

※航空券はシーズン、区間によっても変わります。

個人的には、国際線航空券のビジネスクラスあたりをおすすめします。ファーストクラスに乗ればマイル価値を最大限にすることはできますが、まずはマイル価値が5円以上になるビジネスクラスからはじめてみてはいかがでしょうか。

提携ポイントだと等価で1マイル=1円の交換となるので、やはり狙って行きたいのは航空券ですね。

ANAマイルを大量に貯める方法を、下記の記事にまとめておきました。手順通りやれば、1年間に20万マイル貯めることも可能です。ぜひ参考にしてくださいね。
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