THE BEATLES(ビートルズ)は音楽だけでなく若者文化にも影響を与えたスーパーグループです。最近でも、アルバムが再発売されるなど、未だに話題になるミュージシャンです。

イギリスのリバプールという田舎町出身の
ジョン・レノン
ポール・マッカートニー
ジョージ・ハリスン
リンゴ・スター

の4人で結成されたビートルズ。厳密に言うと、リンゴ・スターは最後に加入するのですが。

1960年代の音楽はビートルズを中心に回っていたといっても過言ではなく、特に若者には多大なる影響を与えました。

ビートルズの名曲はどこで生まれたのか?

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デビュー後は破竹の勢いでトップミュージシャンになりましたが、ビートルズは下積み時代が長かったことでも有名です。

デビュー前はドイツのハンブルクという街で、酔っ払い客を相手に、1日12時間以上も演奏することもあり、何時間も何時間もぶっ続けでステージに立っています。

時間を持たせるためにも、今までと違う方法を考える必要がありました。午後3時から始まり、朝の5時、6時まで演奏は続き、恐ろしい数の曲を覚えなければならなかったと語っています。

ジョン・レノンは…
「僕を育てたのはリバプールじゃない、ハンブルクだ」と語っており、ビートルズの音楽の原点はハンブルクともいえます。

ハンブルクにいってから数千倍上手くなったと言っており、この経験により、地元リバプールでは敵なしのバンドに成長していきます。

ビートルズの作曲者はだれか?

ビートルズは4人とも曲をつくり、作詞をします。楽曲が多いのは、ジョン・レノンとポール・マッカートニーですが、ジョージ・ハリスンやリンゴ・スターの名曲もあります。

1960年代の音楽業界は、演奏する人、作曲する人、作詞をする人と分かれていたのですが、ビートルズは自分たちで曲をつくり、演奏するという、当時は珍しいバンドでした。こういったスタイルも若者に受け、人気に火がつきました。

ちなみにジョンとポールの曲は、どちらが作曲作詞しても、Lenonn/McCartney (レノン/マッカートニー)とクレジットされ、ジョン・レノンがつくった曲もLenonn/McCartney、ポール・マッカートニーが作曲した曲もLenonn/McCartneyとなっています。

ただジョンが作曲した曲はジョンが歌い、ポールが作曲した曲はポールが歌うので見分けはつきますよ。

ビートルズは初期、中期、後期で音楽性が違います。同じミュージシャンとは思えないほど、楽曲が変わっていきます。だから初期、中期、後期に分けビートルズ名曲のランキングを発表します。個人的にはマニアックな曲も好きなのですが、これだけは絶対聞くべき!という名曲を紹介していきます。

ビートルズ初期の名曲

初期のアルバムは…
Please Please me
With the beatles
A Hard Day’s Night
Beatles For Sale
Past Masters Vol.1

このアルバムから3曲を選びました。

初期名曲ランキング

I Want To Hold Your Hand
A Hard Day’s Night
Eight Days a Week

「I Want To Hold Your Hand」はビートルズがアメリカで初めて1位をとった曲で、エド・サリバン・ショーでも演奏されました。バンドの勢いが曲にのって、最高の名曲です。

「A Hard Day’s Night」はアルバム1曲目の曲で、同名タイトルの映画もつくられました。この曲が収録されているアルバムは、Lennon/McCartneyが作曲しており、記念すべき全曲オリジナルアルバムです。

「Eight Days a Week」は2013年ポール・マッカートニー来日公演でオープニング曲として演奏もされました。キャッチーなメロディーで、口ずさみやすい曲です。

3曲を選ぶというのは非常に難しかったです。どれも名曲ですし、3曲に絞るのはおこがましいですね。

裏名曲ランキング

自分が個人的に好きな曲のランキングです。個人ごとに音の楽趣味は違いますので、自分勝手に選曲しました。

Any Time At All
I Feel Fine
I’ll Cty Instead

3曲ともテンポのある曲です。全曲ジョン・レノンがリードボーカルの曲になってしまいましたが、ビートルズ初期はジョン・レノンがグループを引っ張っていました。初期はロックンロールの要素も強く、アップテンポの曲が多いです。

ジョン・レノンのボーカルも一番魅力がある時代で、後期にいくにつれ、弱々しくなっていきますが、初期はシャウトで最高ですね!





ビートルズ初期は、ほとんどバンド演奏の形態で、4人がスタジオに入って曲をつくっていました。デビュー直後ということで勢いもありますし、4人のパワーが最高につまっています。

ハンブルクで培った演奏能力と作曲センス、ユーモアが一気に爆発した感じですね。勢いのある初期ビートルズをあらためて聞いてみましょう!