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成人式が1月第二週の月曜日に行われるようになってから随分と経ちます。元々は1月15日の成人の日に開催される式典でしたが、年々その意味が薄れていっている感じがします。

ところで、成人式は各自治体が主体となって開催されていますが、今住んでいる場所以外の式典に参加することは可能なのでしょうか?

一生に一回の成人式の式典ですが、進学や引っ越し、転校した場合はどこの式典に参加すれば良いのでしょうか? そんな疑問に答えます。





本記事でわかること

  • 成人式会場はどこに参加しても良いのか
  • 地元から離れた場合はどこに参加するのか
  • 住民票はどうすればいいのか

小学生から高校生まで過ごした地元の式典に参加したい方は必見! 地元の成人式に参加する方法をお伝えします。また、住民票は現住所に移すべきなのかがわかります。

成人式会場はどこに参加しても良いのか

成人式を前に引越しした方や、高校時代に転校したので中学時代に住んでいた所で参加したい人、進学のため地元を離れたが生まれ育った地元の式典に参加したい人。

こういう場合、成人式はどこに参加すれば良いのでしょうか?

原則は現住民票の届け出をしている場所での参加となります。



自治体からの案内は、住民票届出の住所に案内状を送付するので現在住民票の所在場所になるんです。

また、成人式の案内は各自治体から11月上旬から12月上旬にかけて発送されますので、10〜11月に住民票のあった場所が成人式の会場になります。

とはいえ、どうしても生まれ育った場所、一番思い出の残っている場所、友達が多い場所で成人式に参加したい方もいるでしょう。

成人式に同窓会や旧友との飲み会も開催されるので、やはり生まれ育った、青春を過ごした場所で気心知れた友達たちと成人式に参加したい! こういった場合はどうすればいいでしょうか。

地元から離れた場合はいつまでにどこに連絡すればいいのか?

地元の成人式に参加したい方は一度自治体の窓口に問い合わせしてみてください。

問い合わせし、事情を話すれば、大概が参加できるみたいです。各自治体によって対応はまちまちみたいですが、市役所や成人式を主催している団体に問い合わせしてみてください。

千葉市の例
進学や就職などで現在千葉市に住んでいない人でも参加可。事前の手続きは一切なく、当日は直接会場に行けばOK。その際に、生年月日が記載された身分証明書を持参し、受付で提示することになります。
横浜市の例
高校3年生以降に進学や就職で市内から転出した場合、当日入場券を持っている新成人が入場した後に会場に空きがあり、かつ①本人確認書類と②高校3年まで横浜市に住んでいたことが分かるモノを持参すればOK。

案内状を送付する作業の関係から、早め(3ヶ月前くらい)に連絡してほしいとのコトですが、だいたいは直前でも参加が可能になるみたいです。

せっかくの機会ですので、一度問い合わせしてみてください。ただ成人式の参加率は決して高くないみたいで、開催自体を取りやめるところもあります。

浦安市などの成人式はディズニーランドで開催されるため出席率は良いみたいですが、年々成人式の意味がうすくなっていることもあり、決して参加率は高くないみたいです。

とにかく、早めに連絡して地元の成人式に参加できるか確認しておきましょう。年末年始は役所も忙しいので、その時期を避けて電話するのがベスト。

だったら住民票を移さずに地元や実家に置いておけばいいのかってことです。必ず異動しなきゃいけないものでしょうか。

住民票は必ず異動することになっています

住民票は引っ越ししたら必ず異動することになっています。しかも「異動手続きは引越日から14日以内に行わければならない」とされており、違反すると5万円以下の罰則を受ける可能性があります。

ただし、新住所に住むのが1年未満と分かっている場合や、生活の拠点が異動しない場合は異動しなくていいみたいです。

例えば大学進学などで実家を離れ卒業後に実家に帰るのであれば、生活拠点は異動しないとみなされ、住民票は異動しなくても罰則を受けることはないそうです。念の為各自治体には確認しましょう。

まとめ

成人式は原則現住所(住民票があるところ)の参加となりますが、大抵の場合は地元の参加も可能です。自治体も臨機応変に対応してくれるので、案内が来なかったからと諦めずに問い合わせしましょう。

成人式は大人として世間にも認められる儀式で、一生に一回しかない式典ですので、参加してみた方が良い経験になるかと思います。

式典自体は面白くなくても旧友と会えたり、初恋の人に会えたりする機会はめったに無く、年々確実に減っていくでしょうから、思い出づくりのためにも参加しましょう。

時間が経ちすぎると、同級生や元恋人の変わった姿に、出ない方が良かった…なんてことにも! 20歳という節目ですので、積極的に参加しましょうね!