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七福神といえば、縁起のいいものを手に持って宝船に乗った姿でおなじみ。七福神を祀った寺や神社を巡ることを七福神巡りといいますが、全国でも名古屋の七福神巡りは有名です。

名古屋市内の寺院なので、車や電車を使って1日で7カ所全部を回ることが可能なんです。そんな名古屋七福神巡りのおすすめルートを紹介していきます!




本記事でわかること

  • 七福神をあらためて復習
  • 名古屋七福神巡り5つのポイント
  • 名古屋七福神おすすめルート

各寺社では朱印帳や色紙などに朱印を押してもらうことができ、7つすべて集めると満願を達成したとして、開運成就へと導いてくれますよ。なんかドラゴンボールみたいですね。

ここでは、名古屋七福神巡りを大特集。おすすめルートや、7寺社それぞれの歴史やご利益はもちろん、そのほか七福神巡り5つのポイントもお伝えしてきます。自らの足で巡るうちに開運リズムができてくる七福神巡り、この機会にぜひやってみましょう!

七福神のおさらい

七福神巡りの前に、まずは七福神のご利益を確認しておきましょう。

七福神
・辯財天(べんざいてん)学問・芸能・財福
・布袋尊(ほていそん)家庭円満・千客万来・良縁・子宝
・毘沙門天(びしゃもんてん)勝負事
・大黒天(だいこくてん)豊作
・恵比寿(えびす)財運・商売
・福禄寿(ふくろくじゅ)幸福・財産・長寿
・寿老人(じゅろうじん)長寿・幸福

それぞれ七福神の福を知った上で巡ると、開運アップにつながるかもしれませんよ。では、次に名古屋七福神巡りの5つのポイントをみていきましょう。

名古屋七福神巡り5つのポイント

7つの福を授かり、7つの難を逃れるという七福神巡り、5つのポイントをおさえておけば、より幸運に近づけますよ!

1.巡る時期は1月がベスト
2.ご本尊にお参りしてから福神様にお参りする
3.朱印帳や色紙に朱印をもらう
4.朱印受付時間に注意する
5.七福神巡りの順番は特になし

それぞれ詳細を解説していきますね。

1.巡る時期は1月がベスト

1年の幸せを願うということで、新年明けの1月がベストです。新たな気持で参拝しましょう。

2.ご本尊にお参りしてから福神様にお参りする

ご本尊に参拝してから、福神様にお参りする順番は守りましょう。各寺院にはご本尊がいますので、まずは寺院のご本尊にお参り。

3.朱印帳や色紙に朱印をもらう

事前に朱印帳や色紙を準備しておきましょう。名古屋七福神の各寺院で販売されています。

宝印帳、色紙、三つ折り色紙のどれかを選んでからスタートです。

宝印帳(1,000円)

福神様の絵と墨書が印刷してあるページに朱印を押してもらいます。朱印1回で100円。

色紙(1,500円)

イラスト入りの大きな色紙で、各寺院で墨書と朱印を頼みます。朱印と墨書を依頼するので1回で300円。

三つ折色紙(1,500円)

毎年デザインが変わる三つ折色紙はおすすめです。持ち運びも丁度いい大きさですし、墨書が印刷されているので、あとは朱印を押してもらうだけです。朱印1回で100円。

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朱印を押してもらう時に注意点があります。それは…
最後の寺院にて満願の印と日付をもらい忘れないこと

最後の寺院で朱印をもらったら、満願の申し出を忘れないようにしましょう。せっかく全て巡っても、満願の印がないと何かモノ足りないですから。

ちなみに、1月中に三つ折色紙で七福神巡りすると、縁起のいい記念品をもらうことができます。なので、三つ折色紙をもって1月中に巡るのがおすすめですよ。

4.朱印受付時間に注意する

それぞれの寺院で朱印受付時間が違いますので、しっかりチェックしておきましょう。朝早すぎても、夕方過ぎでも、受付時間外だと朱印がもらえないので注意ですよ。

5.七福神巡りの順番は特になし

名古屋七福神巡りに特に順番は決まっていません。どこから回っても大丈夫ですよ。ただし、効率よく回るおすすめのルートはありますので、次に紹介していきますね。

名古屋七福神おすすめルート

名古屋七福神巡りは、電車でも車でも1日あれば7カ所すべて回ることは可能です。効率よく回るためにも、おすすめのルートをお伝えしますね。

おすすめルート
1.福生院 
 ⇓
2.成田山 萬福院 
 ⇓
3.八事山 興正寺 
 ⇓
4.笠覆寺 笠寺観音 
 ⇓
5.宝生山 辯天寺 
 ⇓
6.如意山 宝珠院 
 ⇓
7.大須観音 

名古屋七福神巡りは、名前の通り全て名古屋市内の寺院なので、効率よく回れば1日で十分回れます。ちょっと寄り道しながら、自らの足で巡ってみましょう。さいごに、それぞれの寺院と福神様、ご利益をチェックしておきましょう。

1.福生院(ふくしょういん)

  • 毘沙門天
  • 家内安全・勝負必勝
  • 名古屋市中区錦2−5−22
  • 9:00〜17:00
  • 丸の内駅5出口より徒歩4分

ご本尊は大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)であることから、古くから地元の人々に「袋町のお聖天様」と呼ばれ親しまれています。毘沙門天が祀られているのは、正面から入って右側ですよ。

2.成田山 萬福院(まんぷくいん)

  • 福禄寿
  • 交通安全・長寿
  • 名古屋市中区栄5−26−24
  • 9:00〜17:00
  • 矢場町駅3出口より徒歩5分

千葉県成田市にある成田山新勝寺の名古屋分院として、地元の人々に愛され続けています。ご本尊は不動明王です。住職さんと会話すれば、神様に関する知識を深めるきっかけになりますよ。

3.八事山 興正寺(こうしょうじ)

  • 寿老人
  • 健康長寿
  • 名古屋市昭和区八事本町78
  • 9:00〜18:00
  • 新瑞橋駅1出口より徒歩3分

広大な境内は公園としても開放されていて、四季折々の催しも多いです。1808年に建立された木造の五重塔は国の重要文化財にも指定されています。参拝後に境内を散策するのもおすすめですよ。

4.笠覆寺(しょうふくじ)笠寺観音

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  • 恵比寿
  • 縁結び・財運
  • 名古屋市南区笠寺町上新町83
  • 8:00〜16:00
  • バス停笠寺西門より徒歩すぐ

尾張四観音のひとつとしても有名です。江戸時代に建てられた多宝塔は、曲線と直線のバランスの美しさが見どころです。ご本尊や恵比寿以外にも、見どころがたくさんあるので、ぐるっと回って運気をアップしましょう。

5.宝生山 辯天寺(べんてんじ)

  • 辯才天
  • 良縁・学問
  • 名古屋市港区多加良浦町4−278−1
  • 8:00〜17:00(日曜・祝日は16:00)
  • バス停弁天裏より徒歩3分

辯天寺のご本尊でもある辯才天像は、もともとは彦根城城主の井伊直弼が天守閣に安置していたものなんです。本堂の瓦には、天女や月に住むウサギが表現されているので、こちらも注目ですよ。

6.如意山 宝珠院(ほうしゅいん)

  • 大黒天
  • 開運・豊作
  • 名古屋市中川区中郷1−11
  • 8:00〜17:00
  • 高畑駅1出口より徒歩5分

宝珠院が開かれたのは、729年で1300年の歴史があります。1万㎡もの広さを誇る境内で、四季折々の豊かな自然を楽しむことができますよ。見応え抜群ですので、参拝後に周囲を散策してみるのもおすすめです。

7.大須観音 寶生院(ほうしょういん)

  • 布袋尊
  • 合格祈願・家庭円満
  • 名古屋市中区大須2−21−47
  • 6:00〜19:00
  • 大須観音駅2出口より徒歩1分

大須の観音様として、全国的にも有名な寺院です。徳川家康が1612年に現在の地に移転したと伝えられています。日本三大観音のひとつに数えられ、平日でも多くの参拝客でにぎわっています。

まとめ

名古屋七福神巡りは1日で回れますので、ぜひ全て制覇し満願の印をもらいましょうね。自らの足で巡ることで、ぜひ開運アップしましょう。5つのポイントをおさえておけば、より開運アップにつながるかもしれません!

1.巡る時期は1月がベスト
2.ご本尊にお参りしてから福神様にお参りする
3.朱印帳や色紙に朱印をもらう
4.朱印受付時間に注意する
5.七福神巡りの順番は特になし

ぜひこの機会に、名古屋七福神巡りで幸運に近づきましょう!