手軽に使えるコンビニですが、私は荷物発送でも結構利用しています。そこで気付いたのが、コンビニによって料金が違うということ。
荷物の重さを基準としていたり、はたまた荷物の大きさ(縦・横・長さの合計)で決めていたり、さまざまです。コンビニによって宅配業者が違うので、その特徴を知っておけば、どこが得なのか、一番安く荷物を発送できるのか、がわかります。
コンビニから荷物を発送したい方必見です!
本記事でわかること
- 各コンビニで取扱のある宅配業者
- クロネコヤマトとゆうパックの料金比較
- ヤフオクとメルカリを使った場合の料金比較
- コンビニから荷物を発送する具体的手順
ここでは、コンビニから荷物を発送するときの料金を徹底比較。安い料金で送るにはどのコンビニがいいのか、お得なのか、そのほか荷物はどうやって送るのか、そのやり方もあわせてお伝えしていきます。早速みていきましょう。
各コンビニの宅配業者をチェック!
たいがいのコンビニはクロネコヤマトと提携していて、24時間いつでも荷物を発送できます。いわゆる宅急便ですね。
・ファミリーマート
・デイリーヤマザキ
宅急便ではなくて、郵便局のゆうパックと提携しているコンビニは次の通り。
・ミニストップ
・セイコーマート
まずは、コンビニがどの荷物業者と提携しているかを知っておきましょう。送る荷物の大きさや重さによって、どのコンビニから送るのか、使い分けるのがポイント。
では、クロネコヤマトとゆうパックの料金はどれくらい違うのか、お得な使い方をみていきましょう。
クロネコヤマトとゆうパックの料金をチェック!
クロネコヤマトから発送する場合、料金計算の基準となるのは大きさと重さの両方です。大きさというのは荷物の縦、横、長さの合計です。
東京から大阪へ荷物を送付したときのケースで、料金を比較してみましょう。
80サイズ(5kgまで) 1,131円
100サイズ(10kgまで) 1,369円
120サイズ(15kgまで) 1,585円
コンビニから荷物を発送する場合は、基本的に荷物は持ち込みますが、持ち込まない場合は上記の金額に100円アップとなります。
料金はサイズ(3辺の合計)と重さによって決まります。どちらかがオーバーしても次の料金ランクになるので注意してください。
クロネコヤマトは重さ上限がありますが、ゆうパックの場合は全ての大きさで25kgまでが上限となり、料金はサイズで異なります。次にゆうパックの料金をみていきましょう。
80サイズ 1,060円
100サイズ 1,290円
120サイズ 1,540円
コンビニに直接持ち込んだ場合の料金です。
クロネコヤマトと料金を比較すると、ゆうパックの方が60サイズで85円安く、120サイズでは45円安くなります。
料金比較ではゆうパックが有利。さらに、ゆうパックには同一あて先割引があります。
同一あて先割引は、差出日から1年以内に、同一宛先に発送する場合に受けられる割引です。
同一あて先割引まで含めると、料金はゆうパックの方が断然安い結果になりました。
コンビニから荷物を送る場合は、ゆうパックの方がお得。同一あて割引前でもゆうパックの方が料金は安い。さらに、どの大きさでも重さ制限は25kgまで、とゆるいですしね。
結論は…
全てのサイズで重さ制限も25kg、料金も安いということでゆうパックがおすすめです。
ヤフオクとメルカリの場合はどうなるのか?
ヤフオクやメルカリを利用して、コンビニから荷物発送する場合は料金が違います。それぞれチェックしておきましょう。
ヤフオクの場合
ヤフオクを利用する場合は、ヤフネコパックというサービスがあります。
ヤフネコパックは、ヤフオク利用者が使えるサービスで「匿名配送、配送追跡、翌日配送、補償付き」といった特徴があります。全国一律の料金体系で、サイズと重さで料金が決まります。
セブンイレブンでの取扱がないので注意してください。では、東京から大阪まで送付した場合の料金をみてみましょう。
80サイズ(5kgまで) 700円
100サイズ(10kgまで) 900円
120サイズ(15kgまで) 1,000円
出品者が料金を負担した場合の料金となります。ヤフオクを利用してコンビニから送付する場合は、通常料金よりお得なヤフネコパックを利用しましょう。
メルカリの場合
メルカリを利用する場合は、「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」というサービスがあります。
らくらくメルカリ便
・ファミリーマート
料金は全国一律で、配送補償や配送状況確認、匿名配送にも対応しています。料金をみていきましょう。
宅急便コンパクト 380円(専用資材65円別途必要)
60サイズ(2kgまで) 600円
80サイズ(5kgまで) 700円
100サイズ(10kgまで) 900円
120サイズ(15kgまで) 1000円
ゆうゆうメルカリ便
取扱のコンビニはローソンのみなので注意です。料金は全国一律。らくらくメルカリ便と同じく、宛名書きも不要、配送補償や配送状況確認、匿名配送にも対応です。
60サイズ 600円
80サイズ 700円
100サイズ 900円
A4サイズを送るなら「らくらくメルカリ便」より「ゆうゆうメルカリ便」に軍配があがります。20円安い。60サイズ以上も、重さ25kgまでOKな「ゆうゆうメルカリ便」の方がお得ですね。
さいごに、コンビニから荷物を送る具体的な方法を紹介していきます。
コンビニから荷物を送る方法
コンビニから荷物を送る方法をお伝えしていきますね。
まずは、コンビニの店員さんに「荷物を送りたい」と一声かければOKです。クロネコヤマトもゆうパックも手順は同じく次の通りですので、カンタンにみていきましょう。
1.荷物を梱包してコンビニへ行く
宅急便専用の紙袋を買うこともできますが、基本は自宅で荷物を梱包してからコンビニに持ち込みましょう。ダンボールはもらえますが、大きさによって料金が変わってくるので、大きさを最小限にするためにも、自宅で箱に詰めて持ち込む方が安心です。
2.店員さんに伝票をもらう
コンビニに荷物を持ち込んだら、店員さんに一声かけて伝票をもらいます。着払い用と元払い用の2種類がありますので、先に支払い用は決めておくこと。
準備しておくのは…
・名前
・郵便番号
・住所
・電話番号
届け先と自分の分を準備しておきましょう。そのほか荷物の品名を記入しますが、こちらには「食品」「衣類」などザックリで構わないです。
3.重さと大きさを測ってもらう
重さと大きさを測ってもらうと、料金が決まります。支払いはクレジットカードや現金どちらにも対応していまるので、準備しておきましょう。ちなみにゆうパックの場合は、全てのサイズ25kgまでOKなので重さを測ることはありません。
4.伝票の控えをもらって終了
荷物の手続きが終われば、伝票の控えをもらえます。お問い合わせ番号ものっているので、荷物がどのあたりなのかもチェックできますよ。荷物の紛失など、万が一に備えて、伝票は必ず捨てずに持っておきましょう。
まとめ
コンビニによってクロネコヤマト、ゆうパックと取扱っている宅配業者が違いますので、まずは特徴を知っておきましょうね。
料金や重さ制限25kgのサービス面からも、ゆうパックの方が有利ですが、家の近くにない場合もあるので、よくよく特徴をつかんで選んでください。
それぞれの特徴、料金体系を知っておけばお得な料金で荷物を発送できます。コンビニから荷物を送るのは思っているよりカンタンですので、ぜひ利用しましょう。