日本を代表する観光スポット栃木県日光は、首都圏から遠いイメージがあり、「旅行」いわゆる宿泊を伴う観光プランを立てる人が多い。
毎年2回は必ず訪れる日光マニアとしては、いやいや日帰りでも十分満喫できるし、散歩や散策の範囲だと思っています。
もちろん1泊すれば日光山内(にっこうさんない)だけでなく、奥日光や中禅寺湖、戦場ヶ原だって楽しめるけど、旅行になってしまうと準備から何まで大変で、一気にハードルが上がってしまいます。
首都圏からだったら、前日に思いついてもふらっと行ける距離だし、アクセスも便利。日光観光をもっと気軽に楽しんでもらいたいと思い今回記事を書きました。
特に女子、御朱印集めやパワースポットに興味がある人は必見。効率的に1日で回り、しかも満喫できるルートを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。トータルでいくらかかるのかの予算や時間配分も細かく伝えます!
本記事でわかること
- 日光観光おすすめの日帰り満喫ルート
- 首都圏からのアクセス方法を知る
- 日光内の移動手段は世界遺産バスで決まり
- 交通費とランチ代と拝観券でトータルいくらか
- 日光山内をすべて回る時間の目安
- 御朱印は書いてもらえるのか
日光観光!日帰り満喫ルートは思いつきでOKです!
栃木県の北側に位置する日光エリアは、世界遺産の日光山内をはじめ、華厳の滝や中禅寺湖など、自然豊かで歴史も深い。
その中でも、日光山内は日光駅からも近く、パワースポットとしても有名な場所。日光観光の目的を、世界遺産・パワースポット巡りと割り切って、日帰り満喫プランを立てました。
まずは、首都圏からどれくらいの距離なのか、アクセス方法を知っておきましょう。
首都圏からのアクセス方法を知る
車で行くなら、東北自動車道から日光宇都宮道路へぬけるルートになります。川口JCTから日光ICまでは128kmで所要時間は1時間30分ほど。近いですね。
電車で行くなら、東武鉄道が便利。浅草や新宿駅から直通特急電車が出ています。今回のプランは日帰りなので、おすすめは朝早い電車。
(平日)浅草発6:30 → 日光着8:22
(土日)浅草発6:30 → 日光着8:22
or
(土日)浅草発7:00 → 日光着8:56
※とうきょうスカイツリー、北千住駅からも乗車可
(平日・土日)新宿に発7:30 → 日光着9:28
※池袋駅からも乗車可
詳細は日光東照宮へのアクセスまとめ!東京から日帰りで行ける!も参考にしてください。
料金だけを考えると浅草発がおすすめ。アクセス方法を選んだら、日帰り満喫プランをみていきましょう。
日光観光おすすめの日帰り満喫コース
今回は日帰りプランの紹介なので、観光エリアは日光山内に限定。日光山内とは、日光東照宮、二荒山神社、日光山輪王寺がある一帯のこと。世界遺産でパワースポットの日光の二社一寺を巡ります。
二社一寺をまわるには、輪王寺からスタートし東照宮、二荒山神社、輪王寺大猷院の順がおすすめ。隣接してても敷地が広いので、思った以上に時間が必要です。
9:00 神橋(10分)
↓徒歩8分
9:20 日光山輪王寺(60分)
↓徒歩5分
10:30 日光東照宮(60分)
↓徒歩7分
11:45 ランチ(60分)
↓徒歩10分
13:00 日光二荒山神社(40分)
↓徒歩3分
13:45 日光山輪王寺大猷院(60分)
↓バス移動20分
15:15 お土産探し(50分)
お土産探しは帰りの電車を待つ間、駅周辺ですませましょう。帰りに乗るべき電車は次の通り。
(平日・土日)日光発16:23 → 浅草着18:15
帰りの電車(新宿着)
(平日・土日)日光発16:39 → 新宿着18:36
日光山内の移動手段は世界遺産バスで決まり
日光に着いたら、1日フリーパスの世界遺産めぐり手形を購入しましょう。
JR日光駅・東武日光駅から世界遺産のある日光山内を巡る1日何回でも乗り降り自由のフリーパスです。
東武日光駅ツーリストセンターかJR日光駅みどりの窓口で購入できますが、東武日光駅は9:00からの営業なので、6:00から購入できるJR日光駅で購入しましょう。駅同士は隣接しており、徒歩3分ぐらいの距離です。
それではプランの詳細をみていきましょう。
神橋をめざす
世界遺産めぐり手形を購入したら、日光駅から世界遺産めぐりバスに乗り神橋をめざします。
神橋を特に渡らなくても、写真だけは撮っておきましょう。
次に徒歩8分ほどにある日光輪王寺をめざします。
日光山輪王寺でお参り
天台宗大本山のひとつで、平安時代には弘法大師空海の来山が伝えられています。時間に余裕があれば、日本庭園の逍遥園にも寄りましょう。ゆっくり庭を鑑賞できますよ。
大人900円(逍遥園300円)
小中学生400円(逍遥園100円)
日光山輪王寺でお参りしたら、次に向かうのは日光東照宮。徒歩5分ぐらいなので十分歩けます。
日光東照宮でお参り
江戸幕府の初代将軍である徳川家康を祀る。なんといっても見どころは、江戸時代の建築、彫刻。五重塔や陽明門、唐門から三猿、鳴龍、眠り猫、想像の像など重要文化財のオンパレードです。
日本有数のパワースポットといわれる日光東照宮。エネルギーに満ちた神社内でも、特に強力なパワーが集まると言われているのが陽明門正面にある唐銅鳥居の前と、奥宮の叶杉。
陽明門正面の唐銅鳥居
奥宮の叶杉
この2つは最強パワースポットと言われているので、ぜひお参りして願いを叶えましょう。
大人1,300円
小中学生450円
日光東照宮を参拝したら、そろそろお腹が空いてくる時間。順調にいけば11:45ぐらいになっているので、日光東照宮から徒歩7分しないところにある明治の館でランチしましょう。
明治の館でランチ
緑豊かな洋館レストランで、熟練のシェフが腕をふるうのは明治時代に培われた歴史ある西洋料理。特にオムレツライス(1,600円)はおすすめですよ。
明治の館の裏に立つ別館もおすすめ。手間ひまかけた伝統のデミグラスソースが自慢のオムライス(2,000円)は食べたいところ。
お腹いっぱいになったところで、徒歩で日光二荒山神社に向かいます。徒歩10分ぐらい。
日光二荒山神社で参拝
二荒山神社は、良縁祈願のパワースポットということもあり、女性の間では大人気の神社です。本殿でお参りしたら、境内の左手奥にある神苑にも寄りましょう。
パワースポットの宝庫といわれており、二荒霊泉、縁結びの笹は見ておきたいところ。
本殿は無料(神苑のみ有料)
大人200円
小中学生100円
日光二荒山神社で参拝したら、そこから徒歩3分ぐらいの日光山輪王寺大猷院に向かいます。
日光山輪王寺大猷院で参拝
さいごに回るのは日光山輪王寺大猷院(にっこうざんりんのうじだいゆういん)。華麗な建築や仏像の美しさは仏教美術の宝庫。
徳川三代将軍家光の廟所(びょうしょ)で、家康の廟所である東照宮をしのいではならないとの遺命を受けた家綱が完成させました。東照宮とは趣が異なり、彫刻や彩色はやや控えめながら、重厚な建築は見どころが多い。
日光輪王寺の拝観料に含まれている
日光山輪王寺大猷院を参拝したら、最寄りのバス停「大猷院・二荒山神社前」から日光駅をめざします。日光駅に着いたら、電車の出発時間までお土産探しです。
時間に余裕があれば「日光郷土センター前」で途中下車してお土産探しもおすすめ。お土産屋さんが集中しているので、食べ歩きもできるし、見ていても楽しいですよ。
特定の人になってしまいますが、オトナの女子向けにお土産を探している人は、日光の達人が選ぶお土産トップ5品!大人女子にはこれがベスト!も参考にしてくださいね。
ここまでがおすすめの日光観光日帰りプランになります。ここまででトータルいくらかかっているのかチェックしておきましょう。
交通費とランチ代と拝観券でトータルいくらか
首都圏からの電車代(往復)と拝観料、ランチ代を計算。
神橋 0円
日光山輪王寺 900円
日光東照宮 1,300円
ランチ 1,600円
日光二荒山神社 200円
日光山輪王寺大猷院 0円(輪王寺に含む)
合計 9,596円
あとはお土産代をプラスすれば1万円ちょっとですね。駅周辺にもお土産屋さんは数多くあるので、ゆっくり時間をかけて選びましょう。
日光山内をすべて回る時間の目安
日光山内をすべてまわりたい場合は、じっくり見て回るとランチ含みで5〜6時間ですね。ランチや食べ歩きに時間を使いたい場合、必ず見たいところだけに絞れば4時間程度で見ておきましょう。
歩き疲れるので休憩をこまめに取りながら回るのがポイントです。靴は歩きやすいスニーカーがおすすめ。砂利道が多いので、なるべく履きなれた歩きやすい靴をチョイスしましょう。
御朱印は書いてもらえるのか
寺や神社でいただける参拝の証である御朱印。今回紹介した二社一寺でも書いてもらえます。
御朱印帳は先に準備しておいてもOKですし、寺や神社で販売しているものを購入しましょう。御朱印代は300円程度です。
まとめ
日光観光は日帰りでも十分楽しめます。日光山内は日本でも最強のパワースポットなので、エネルギーをもらいに行ってみましょう。前日に思いついてもふらっと行けますよ。
今回紹介した二社一寺を効率よくまわるには…
日光山輪王寺 → 日光東照宮 → 二荒山神社 → 日光山輪王寺大猷院
JR・東武日光駅からの移動は…
世界遺産めぐり手形(500円)
ランチおすすめは…
明治の館
世界遺産として注目される日光山内は、二社一寺が点在し、国宝や重要文化財などの宝庫。今、日光が熱いですよ。