厳島神社で有名な宮島。初めて宮島を旅するにはちょっとしたコツがあります。宮島の観光スポットも楽しみたい、グルメも堪能したいけど、所要時間はどれくらいかかるのか。そのほか宮島観光で知っておくべきことはあるのか。
こういった疑問に答えます。
本記事でわかること
- 宮島おすすめ観光コースの所要時間
- 宮島観光の3つのコツ
- 宮島観光のココに注意
宮島旅をより楽しく、スムーズにするためにもサクッと読んでプランを立てましょう。
宮島観光の所要時間を知る!
宮島観光は弥山に行くかどうかで半日(3時間30分)もしくは1日(6時間)の所要時間が必要です。半日と1日それぞれの宮島観光おすすめプランを紹介していきます。
宮島観光3時間30分プラン
厳島神社30分 → 厳島神社宝物館30分 → 大聖院15分 → 厳島神社五重塔15分 → 豊国神社(千畳閣)15分 → ランチ60分 → お土産&食べ歩き30分
所要時間は3時間30分ぐらい。
厳島神社からスタートし、平家納経など貴重な歴史的資料を展示している厳島神社宝物館、島内パワースポットとしても人気の大聖院を回ります。そこから1407年に創建された厳島神社五重塔、豊臣秀吉によって建立された豊国神社に行き、その後はランチや宮島グルメを楽しむプラン。
ゆっくりみても半日あれば十分ですし、厳島神社から全て徒歩3〜10分圏内にあるので移動もラク。半日しか時間が取れない人におすすめのプランです。
大聖院まではちょっと距離ありますが、途中の町並みも昔ながらの風情が漂ってますし、歩いているだけで楽しい! ゆっくり散策しながらいくとあっという間に着きますよ。
宮島観光6時間15分プラン
厳島神社30分 → 往復(紅葉谷公園バス乗り場(無料) → 宮島ロープウエー → 弥山山頂 全4時間) → 厳島神社放物館30分 → 厳島神社五重塔15分 → お土産&食べ歩き60分
所要時間は6時間ちょっとです。
厳島神社を見学したら弥山登山に挑戦。その後は半日コースとほぼ同じです。
弥山登山については【宮島弥山のおすすめ登山ルート】所要時間と持ち物もチェック!でも詳しく紹介していますが、宮島に行ったらぜひ寄りたいおすすめスポット。
山頂からの一望できる瀬戸内海の絶景は最高。パワースポットでもあるので、エネルギーチャージしたい人にもおすすめですよ。
時間に余裕があれば、ロープウエイを使わずに登ってください。ほとんど手付かずの原生林や、登山途中の景色も格別。ロープウエイを使わない場合はプラス1時間〜1時間30分ぐらいみておけばいいでしょう。
では、宮島ロープウエイを使う人に注意点が1つ。
宮島ロープウエイの注意点
宮島ロープウエーの上りは繁忙期は混雑が予想されます。時間帯によっては30分以上かかることもあり、その際は整理券が配布されます。15時以降の下りも1時間待ちもあるので注意してください。時間に余裕を持ってプラン立てするのがおすすめ。
9:00〜17:00
11月は8:00〜
GW、お盆は8:30〜
12月〜2月は〜16:30
1日プランでは弁当を準備しておくのがポイント。弁当を準備していけば山頂で絶景を見ながらランチを楽しめ、さいごにお土産&食べ歩きで締める。グルメで締めればハイキングの疲れはとれるでしょう。
ちなみに島内にはコンビニがないので、弁当は宮島口で買っておくのがベター。朝早く出発したい人は、島内の商店街がまだ開いてないこともあり、事前に準備しておきたい。
次に宮島観光3つのコツを紹介していきます。
宮島観光の3つのコツ
初めて宮島観光を旅する人がまず知っておきたいのは3つ。
・宮島へのアクセス手段は公共交通機関がおすすめ
・宮島内の移動は徒歩がキホン
・弥山まで行くなら丸1日かけよう
それぞれに見ていきますね。
宮島へのアクセス手段は公共交通機関がおすすめ
広島観光を兼ねて宮島に行かれる人が多いので、ここでは広島市内から宮島へのアクセス手段を紹介します。
広島市内からのアクセスは、宮島の玄関口である宮島口に出る必要があります。宮島口へ行くには、JRもしくは路面電車の広電がおすすめ。
広島市内 → 広電宮島口 260円(55分)
なぜ電車でのアクセスをおすすめしているかというと、宮島口周辺の渋滞がひどいのと駐車場問題があるからです。
特に紅葉シーズンやGW、お盆休みなどの長期休暇、週末祝日に行かれた人はわかると思いますが、宮島口周辺の道路は大渋滞となり、駐車場探しも大変。それだけでも時間のロス。宮島観光する前から疲れてしまいます。
なので電車でのアクセスをおすすめしています。どうしても車でアクセスしたい場合は、宮島口から1〜2駅離れた場所に駐車し、電車でアクセスするのも手ですよ。
宮島口からは宮島フェリーで渡ります。フェリーは2航路ありますが、結果から言うとどちらを選んでもOKです。違いについては宮島フェリー料金と運航時間で選ぶ!お得な切符情報もあり!を参考にしてください。
そのほか、広島市内に宿泊している人は原爆ドームから宮島直行フェリーを使う手段もあります。料金はやや高いですが時間も短縮できるし、乗り換えもないのでラク。
原爆ドーム近く乗船場 → 宮島 45分
片道2,000円(往復の場合、復路1,600円)
ちなみに東京からのアクセスや詳細は【宮島厳島神社へのアクセス】東京から行くには?岩国空港が便利!でも紹介しています。
宮島内の移動は徒歩がキホン
宮島に渡ったら移動は徒歩がキホン。宮島桟橋から厳島神社入口までは徒歩12分と近いです。徒歩30分圏内に表参道商店街や厳島神社を代表する観光スポットが点在しています。
名物グルメやお土産屋さんも集中しているので移動はラク。バスなどの移動手段はないので、徒歩がキホンと思ってください。
徒歩30分圏内といえど、運動不足気味の人は歩いているとやや疲れるので、こまめに休息をとりながら観光を楽しんでくださいね。
弥山まで行くなら丸1日かけよう
先に紹介した通り、弥山はぜひ上ってもらいたい山。
ほとんどの観光スポットは宮島桟橋から徒歩30分圏内にみどころは集まっていますが、もう1つの観光スポットである弥山(みせん)は、厳島神社や商店街とは全くの別エリアです。
ロープウエーの往復で1時間、山登りで往復1時間かかります。所要時間は3時間はみておきたいところ。
そうなると厳島神社観光や宮島グルメを楽しむには、半日ではちょっと時間が足りなくなってしまいます。弥山まで行くプランであれば1日かける必要があります。
さいごに宮島観光で注意すぺきポイントを紹介していきます。
宮島観光のココに注意
宮島観光をより楽しむために準備しておきたいこと、知っておきたいものを紹介していきます。
・コインロッカーは宮島桟橋と宮島ロープウエー紅葉谷駅にある
・トイレは宮島桟橋と表参道商店街の大杓子の裏手と御笠浜が便利
・島内のATMは郵便局、広島信用金庫、広島銀行のみ
・宅配の受付場所はないので、郵便局か買った店から配送
特に準備しておきたいのは現金。宮島内は現金払いのお店が多いので、現金は準備しておきたいところ。島内のATMは郵便局、地元の信用金庫、銀行しかないので注意してくださいね。
そのほか知っておくといいのは厳島神社の混雑時間。宮島厳島神社の混雑時間をチェック!開門と閉門近くがおすすめ!でも紹介しているので参考にしてください。
まとめ
宮島観光の3つのコツと所要時間、より楽しむための注意ポイントを紹介してきました。
宮島観光3つのコツは…
・宮島へのアクセス手段は公共交通機関がおすすめ
・宮島内の移動は徒歩がキホン
・弥山まで行くなら丸1日かけよう
また、宮島観光の所要時間は、厳島神社周辺だけであれば半日、宮島ロープウエーを使って弥山ハイキングまでプランに入れると1日でした。
そのほか紹介した注意ポイントもチェックして、宮島観光をより楽しんでくださいね。