宮島厳島神社に行った人がぜひ挑戦してほしいのが弥山(みせん)登山。宮島を100%楽しみたいなら、絶景パワースポットの弥山ははずせません。
登山といってもハイキングぐらいのレベルでお手軽に登ることができます。おすすめしたいのはロープウエーを使わないルート。
宮島弥山の登山を検討している人必見の情報を写真満載でお伝えしていきます。
本記事でわかること
- 宮島弥山のおすすめ登山ルート
- 弥山登山の所要時間
- 弥山登山の持ち物チェックリスト
- 宮島弥山ってどんなところ
ここでは、ロープウエーを使わない宮島弥山のおすすめルートと所要時間、また持っていくと便利な持ち物を紹介していきます。写真付きでおすすめルートの絶景ポイントを紹介していくので、ぜひ弥山登山の参考にしてください。早速みていきましょう。
宮島弥山のおすすめ登山ルート
宮島弥山の登山ルートは「大聖院コース」「紅葉谷コース」「大元コース」と3つありますが、大元コースは距離も長く所要時間も2時間30分ぐらいかかるので、おすすめは大聖院コースで上り、紅葉谷コースで下りてくるコースです。
大聖院コースの出発点である大聖院は、厳島神社から徒歩7分ぐらい。途中雑貨屋さんやもみじ饅頭の売店、昔からの町並みなど歩いていも楽しいですよ。
大聖院でお参りをすましたら仁王門まで戻り、大聖院の門手前を左に進むと登山道になります。あとは道なりに登っていきます。
なぜこの大聖院コースをおすすめしているのかというと、登山途中の瀬戸内海や白糸の滝、原始林の自然美など絶景ポイントが続くからです。どんな絶景が広がっているのか、写真を見てください。
登山道は整備されていて、こんな階段がずっと続きます。
途中厳島神社の絶景ポイントも。
そのほかの景色もいいですよ。
頂上につくと展望台からは見たこともないほどの巨大岩と瀬戸内海が眼下に広がり、同時に絶景を楽しめます。最も大きい岩は、神が降り立つ伝わり「神の磐座席」と呼ばれています。
弥山山頂についたら、持参した弁当を食べて絶景を楽しみましょう。山頂に展望台には靴を脱いでくつろげるスペースもありますし、トイレもあるので安心。展望台からは360度瀬戸内海の絶景が広がります。
下りは紅葉谷コース。上ってきたコースに戻るのではなく、頂上からくぐり岩のある方へ進みます。くぐり岩は一枚岩が重なってできたダイナミックなトンネル。なぜ巨大岩のトンネルがここにあるのかは現在もわかっていないそうです。
くぐり岩を通ると弥山本堂に着きます。弥山本堂は唐から帰国した空海が修行した場所で、消えずの火は空海が修行の際につけたもので、1200年間燃え続けていると伝わってます。
弥山本堂からは、宮島ロープウエーの方へ進まず、左手に曲がり紅葉谷コースに入ります。あとは道なりに進めば紅葉谷公園に着きます。
上りは大聖院コース、下りは紅葉谷コースとコースを変えることで違った景色が楽しめるのは一挙両得。両コースともに所要時間も短いのでおすすめです。では所要時間はどれくらいかかるのか見ていきましょう。
宮島弥山の登山所要時間
弥山登山上りの大聖院コースの所要時間は1時間30分〜2時間といったところ。距離は2.6kmとそんなに長くないですが、海抜0mから登り、ずっと階段と急勾配が続くので結構キツイです。
なので休みをとりながら絶景を楽しみ、ゆっくり登るのがおすすめ。
下りの紅葉谷コースは1時間〜1時間30分ぐらい。距離は大聖院コースと同じくらいですが、下りなのでペースも早まるでしょう。初心者でも歩きやすい登山道ですよ。
さいごに、宮島弥山登山の服装と持っていくと便利な持ち物を紹介していきます。
宮島弥山登山の服装と持ち物チェックリスト
宮島弥山は標高がそんなに高くないとはいえ、ハイヒールやサンダルは滑りやすいので負傷することもあるので、スニーカーや山歩きしやすい靴がおすすめです。
服装は動きやすいものであればOK。夏はTシャツでも十分。帽子も特にいらないです。登山道は原始林で覆われているので直射日光も少ないので、日よけのための帽子を持っていく必要はないでしょう。
持ち物もチェックしておきましょう。
□飲み物
□タオル
□弁当
□日焼け止め
飲み物は登山前に購入しておくのがおすすめ。アップダウンのある坂道や階段を上っていると汗を大量にかくので、飲みモノは必ず持参しましょう。プラス汗をふくためのタオルもあるといいですね。
あと弥山山頂で絶景をみながら食べる弁当は最高なので、ぜひ持っていきたいところ。展望台では靴をぬいでくつろげるスペースもありますし、山頂の景色を眺めながら食べる弁当は格別。トイレもあるので安心ですよ。
日焼け止めは夏だけでなく、1年通して持っておきたい。紫外線は1年中降り注いでいるので、日焼け止めは必ず塗っておきましょう。登山道は木に覆われていて、帽子をもっていくほどではないので、日焼け止めは塗っておきたいところ。
日焼け止め最高峰といえばアネッサなのでぜひこの機会に。
宮島弥山ってどんなところ
宮島といえば世界遺産の厳島神社が有名ですが、その後方にそびえ立つ宮島最高峰の山が弥山(みせん)です。
標高は535mで1200年以上前に弘法大師の空海によって開山されました。宮島は古来より弥山を中心に島全体が御神体として信仰を集めていたこともあり、現在も手付かずの原始林や自然美が残っています。パワースポットとしても有名。
初代内閣総理大臣の伊藤博文が「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と感嘆したエピソードも残っており、山頂の巨大岩、弘法大師ゆかりのお堂、瀬戸内海や原始林の自然美など見どころ満載です。
そんな宮島弥山ですが、一般的には宮島ロープウエーを使って登る人が多いですが、おすすめしたいのは今回紹介したロープウエーを使わないルート。これぞ宮島の真髄という絶景が広がっていますよ。
まとめ
宮島を楽しみ尽くすなら絶景パワースポットの弥山はおすすめです。
今回紹介した大聖院コースは所要時間は1時間30分から2時間程度なので登山というよりハイキングとして楽しめます。下りも紅葉谷公園で1時間ぐらいです。
山頂の巨大岩、弘法大師ゆかりのお堂など、みどころも一杯ですし、瀬戸内海が一望できる絶景は見逃せない。ぜひ宮島を訪れる人は、厳島神社だけでなく宮島弥山登山も検討してみてください。