世界文化遺産にもなった広島県宮島にある厳島神社(いつくまじんじゃ)は、年間400万人以上が訪れる日本を代表する観光地。
歴史は古く、建立されたのは推古天皇即位の593年で、平安時代の1168年に平清盛が史上初の海上社殿である今の姿にしました。
そんな厳島神社、近年は世界中から観光客が訪れることもあり、行く時間によっては大混雑。ゆったりした気分で参拝したい人は時間帯を選ぶ必要があります。
本記事でわかること
- 厳島神社の開門と閉門時間
- 混雑を避けるおすすめの参拝日と時間帯
ここでは、厳島神社の開門と閉門時間を紹介するとともに、混雑を避けるおすすめの参拝日と拝観時間をチェックしていきます。ゆったりした気分で、スムーズに厳島神社観光を楽しみたい人はぜひ参考にしてください。
宮島厳島神社の混雑時間をチェック
日本有数の観光スポットである宮島厳島神社は、年がら年中混み合っています。近年のインバウンド増加の影響もあり、土日や長期休暇以外も混雑しています。
なので、ゆったり神社で参拝したい人は、混雑時間をチェックして出かけるのがおすすめ。まずは厳島神社の開門閉門時間を知っておきましょう。
厳島神社の開門時間と閉門時間
厳島神社の開門時間は朝6:30ですが、閉門時間は季節によって違うので注意してください。また、6:30に開門されますが、お守りや御朱印をいただく窓口のオープンは8時頃なので注意です。
ちなみに厳島神社は休みがなく年中無休です。
6:30
1月4日〜2月末 17:30
3月1日〜10月14日 18:00
10月15日〜11月30日 17:30
12月1日〜12月31日 17:00
正月三が日は特別拝観時間となってます。
1月1日 開門0:00〜閉門18:30
1月2日〜3日 開門6:30〜閉門18:30
大晦日から元旦にかけては、初詣客のためにフェリーも深夜運行されています。
拝観時間をチェックしたところで、混雑を避ける参拝日と時間帯をみていきます。日本有数の大人気観光スポットなので、参拝日や時間帯によっては激混み。ゆったり参拝したい人は、ぜひ参考にしていただきプラン立てしてください。
厳島神社の混雑を避けるおすすめの参拝日と時間帯
厳島神社へのアクセスは公共交通機関がおすすめです。というのも、本州側の入り口であるJR宮島口駅や広電宮島口周辺の道路は渋滞しやすく、駐車場はどこも満車状態に。
特に混雑が予想される日は、10:00頃には大渋滞が発生し、身動きできないです。なので出かける際は、混雑日を避けるか、混雑が緩和する時間帯を選びましょう。
スムーズに参拝するためにも、混雑日と混雑時間帯は事前にチェックはしておく。これ鉄則ですよ。
厳島神社の混雑日
1月 三が日、最初の土日
2月 建国記念の日周辺
3月 21日以降の土日
4月 29日、30日
5月 3〜5日
6月 特になし
7月 特になし
8月 11日〜16日
9月 敬老の日、秋分の日周辺
10月 体育の日周辺
11月 土日全て
12月 29〜31日
1月は初詣客で賑わい、3月は春休みシーズンに入ると混雑します。5月GWと8月お盆休み、あと11月は紅葉シーズンになるので、土日全て混んでいます。
混雑を避けるなら、まず平日を選ぶのがベスト。平日も修学旅行生や外国からの観光客で賑わっているときもありますが、土日に比べると全然大丈夫です。また、祝日と土日が重なる連休も注意。春休み、夏休みシーズンも避けるのがおすすめです。
どうしても土日など混雑日にしか行けない場合は、混雑を避ける時間帯を選びましょう。
厳島神社の混雑時間帯
6:30〜9:30頃はかなり空いていますので、ゆっくり参拝するにはもってこいの時間帯。朝の空気に包まれた厳島神社は神々しい雰囲気が漂います。昼間とはまるで違う厳島神社と感じるはずです。
10:00以降になると観光客第一波がきます。対岸の宮島口も混雑渋滞が始まり、近隣の駐車場は10:00までに確保しておかないと、どこも満車で駐車できないでしょう。
昼間はずっと混雑が続き、比較的空いてくるのが16:00以降。日没後は、厳島神社や大鳥居がライトアップされるので、そちらを狙ってもいいですね。海沿いの石灯籠にも明かりが灯り、幻想的な雰囲気に。大鳥居周辺を遊覧する夜限定の屋形船もおすすめ。
ライトアップされた社殿や大鳥居をガイドを聞きながら、30分の船旅を楽しめます。
出港:宮島3号桟橋
所要:30分
時間:17:35 18:35 19:15 19:55 20:35 21:15
料金:1,600円
電話:0829-44-0888
混雑を避けるには…
6:30〜9:00に参拝
16:00以降に参拝
宮島フェリー料金と運航時間で選ぶ!お得な切符情報もあり!でも紹介したとおり、宮島発フェリーの最終時刻は22:14なので、夜遅く観光するのもおすすめです。
また、厳島神社は満潮時と干潮時で風景が一変しますので、【宮島厳島神社の満潮干潮】おすすめの時間と見どころ!で事前に満潮干潮時間をチェックしておくのがおすすめです。
さいごに、宮島桟橋から厳島神社へのアクセス時間と、厳島神社の拝観料を参考までに紹介しておきます。
宮島桟橋から厳島神社までのアクセス時間
広島県宮島にある厳島神社は、本州宮島口からフェリーで渡ることになります。フェリーの発着場である宮島桟橋から厳島神社までは徒歩10分ほど。
宮島桟橋から厳島神社へは、瀬戸内海の景色を見ながら海沿いを歩いていき、帰りは表参道商店街を抜けるコースがおすすめ。
表参道商店街は宮島の名物が集まるメインストリート。約300mの通りには、カキ、あなごめしのほか、もみじまんじゅうやお土産屋が集まってます。テイクアウトグルメがそろっているので、食べ歩きも楽しめますよ。
詳しくは【宮島グルメのおすすめ食べ歩き5選】表参道商店街で絶対に寄りたい!を参考にしてください。
厳島神社の拝観料
厳島神社の拝観料は、神社の参拝のほか宝物館や千畳館もあります。厳島神社の参拝だけなら300円の拝観料ですよ。
厳島神社を参拝するだけなら…
小中学生100円
高校生200円
大人300円
宝物館は…
小中学生100円
高校生200円
大人300円
千畳閣は…
小中学生50円
大人100円
クレジットカードは使えません。現金のみの支払いとなるので注意しましょう。
まとめ
宮島厳島神社は日本を代表する観光地だけに、世界中から多くの観光客が訪れる超人気スポットです。特に激しい混雑が予想される日は避ける方がスムーズに観光できます。
混雑を避けるには…
基本は平日
混雑を避ける時間帯は…
早朝6:30〜9:00
16:00以降
ゆったりした気持ちで参拝するためにも、今回紹介した記事をぜひ参考に旅行プランを立ててください。