お米を美味しく食べたい! 世界を探しても、日本人がいちばんお米にこだわりがある国民であることは間違いないでしょう。

家電屋さんに並んでいる炊飯器の種類を見ても、お米に対するこだわりの強さを感じずにはいられません。

ただし、意外と忘れていることがあります。

炊飯器にこだわれば、美味しいお米が食べられるかというと、それは違います。もう1つ、ササニシキやコシヒカリなどなど、ブランドのある高いお米は美味しい、これもちょっと違います。

1つ忘れていること。それは、お米の保存方法。美味しいお米を買っても、最新の炊飯器を買っても、保存方法を知らないのは、実は美味しいお米を食べられていない可能性があります。

お米を美味しく食べるには、保存方法は最重要ポイントです! 





本記事でわかること

  • お米の保存期間はどれくらいなのか
  • 保存場所はどこが適しているのか
  • 米びつを選ぶ基準

お米を美味しく食べるために、参考にしてください。

お米の保存方法と期間をチェックしておく!美味しく食べるには不可欠!

お米をいつまでも美味しく食べるためにもポイントは、保存期間と保存場所、保存容器です。お米の保存方法を知れば、いつまでも美味しく食べられます。お米は農作物のなかでも、意外とデリケートなんですよ。

お米をいつまでも美味しく食べるために、この機会にチェックしておきましょう。

お米は精米してからできるだけ早く食べる

季節によってお米を美味しく食べられる期間は違います。精米してから美味しく食べられる期間を見てみましょう。

まずは春ですが、目安としては…
精米年月日から約1ヵ月

梅雨から秋にかけては…
精米年月日から約3週間

お米にとって気温や湿度は影響大。やっぱり梅雨や夏の時期は、湿気が多いので早く食べたほうがいい。

冬の時期は…
精米年月日から約2ヶ月

冬の時期は湿度も気温も低いことから、保存期間が長い。1年を通して、保存時期が最も長いので、買いだめしてもOK!

みなさんも、お米を購入するときは、精米年月日に注目してください。プラス季節をちょっと意識すれば、美味しく食べられる期間が分かりますよ。

1つめのポイントである期間をみたところ、次に適した保存場所を見ていきますね。

保存場所は最重要ポイント

保存場所は、風通しが良くて、涼しい所です。また直射日光が当たらず、暗いところに保存すること。また、15度以下の場所で保存することもポイントです。

少しの量であれば冷蔵庫の野菜室はおすすめ。温度が保てるので理想の場所になります。

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ただ冷蔵庫だと大量に保存することは難しいので、他の理想の場所を探すことになるでしょう。

台所には出来る限り保存しないこともポイント

台所は水気があり湿度が高めですし、他の家電製品の影響で温度が高い場所。温度差によって結露が発生するような場所です。

湿度と温度で、お米の劣化を早めてしまいます。また、水気はカビの発生要因にもなります。温度、湿度、水気が1番多い台所には、出来る限り保存しないようにしてください。

ではどうやって保存するのか。基本は米びつになります。米専用の冷蔵庫も売っていますが、場所もとるし、一般的な家庭では現実的ではありません。

次のポイントで、米びつで保存するときのポイントをお伝えします。

保存容器の米びつは何を選べばいいのか

お米密封状態で保存することがポイント。臭いがうつるのと、乾燥を防ぐためにも密封状態で保存することは重要です。

保存容器である米びつを選ぶポイントは、密閉性と使い勝手の良さの2つです。

よくある蓋の一部が開くタイプは、使いやすいのですが、パッキンもついていなくて、隙間から湿気入ってくるため、密閉性は期待できません。

密閉性があり、お米の出し入れがカンタンで、シンプルなものという点で選ぶと、以下の商品なんかは良いですよ。

ファミリー層には、10kg保存が可能な米びつがおすすめ。

ひとり暮らしで、あまり自炊しない人は、袋のまま保存できる5kgのものがおすすめ。

さらにポイントがあります。米びつは最低月に1度は掃除することがポイント。米びつだけ揃えてもダメなんです。

米びつの内側全面と、4角の汚れ、計量器の月の米びつは特に手入れをしっかりやりましょう。米びつの内側に手を入れて指先に粉のようなものがつく場合はすぐに掃除が必要です。

また、新しいお米を入れるときは、古い米を完全に使い切ってから入れるようにすることです。そのまま古いお米に、新しい米を足さないようにしましょう。

お米をつぎたしてしまうと、古いお米が、新しい米の劣化を進めてしまって虫を発生させてしまいます。

新しいお米を足す場合は、いちど米びつを空にして、毎回内部をこまめに掃除をしてから、お米を入れましょう。

米びつに一緒に入れておくのもの

米びつの中に、備長炭や乾燥の唐辛子(鷹の爪)などを入れておくと、虫や臭いの予防になります。

お米は臭いを吸ってしまいます。一度ついてしまった臭いは取ることができないので注意しましょう。

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虫が発生してしまった場合はどうするのか

これだけ気をつけていても、虫が発生してしまうこともあります。

もし虫が発生しましてしまった場合は、お米を目の粗いザルで振る、もしくはシートや新聞紙に広げて日光に当てることです。日光に当てると虫は一斉に逃げ出します。

ちなみに、虫が発生するのは安全なお米である証拠でもあるので、虫が発生してしまったからといって、お米を捨てないよにしましょう。

とはいえ、虫が発生すると食べるのに抵抗があります。健康上の問題はないとはいえ、躊躇しますよね。なので、虫が発生しないよう、保存期間と場所、容器に気をつけましょうね。

まとめ

お米をおいしく食べるためにも、保存方法をこの機会にしっかり見直しましょう。お米の保存方法を知っておけば、いつまでも長くお米をおいしく食べることができます。

春の保存期間は…
精米年月日から約1ヵ月

梅雨から秋の保存期間は…
精米年月日から約3週間

冬の時期は…
精米年月日から約2ヶ月

保存場所は、風通しが良くて、涼しい所です。また直射日光が当たらず、暗いところ。

また、保存の適正温度は15度以下の場所、密封状態で保存することがポイントでしたね。

ちょっとした保存場所や、お米を食べる保存期間、容を知っておくだけで、美味しいお米を食べることができます。保存方法をしっかりこの機会に見直しましょう。